半年使ってみてわかった本当の使いやすさ。購入は2015年6月。

このリュックの最大のメリットは加水分解しないこと。

アークテリクスのアロー22とかグレゴリーのリュックは長く使っていると、布表面に塗られているポリウレタンコーティングが劣化してべたべたします。

加水分解したザックはメルカリでも売れないですからね。

頑丈で、パーツのひとつひとつがしっかりしてるので所有欲も満たされますよ。

さらに生産国がアメリカ。費用の安い国で大量生産するのではなく、こだわりをもってアイテムを作っているブランドです。

KLETTERWERKS(クレッターワークス)/FLIP(フリップ) 写真レビュー

KLETTERWERKS FLIP
今時のバックパックと比較するとシンプル。

雨蓋しかポケットがない。

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310 & DINEX & Coleman(コールマン) パルテノンコーヒードリッパー&ベルモント チタンシェラカップ480ℓで組んだコーヒーセットくらいは収納できそうな容量。ナルゲンはすっぽり入ります。

KLETTERWERKS8

本体も内部にPCスリーブがあるのみ。潔し。

なんとなくごちゃごちゃして荷物が見つからなそうなイメージですね。

しかし、イーグルクリークあたりが出しているシルナイロン製のサックに荷物をわけて、本体に放り込めばいいだけ。

サックの色で識別すればいいので、とてもらくちん。容量もフルに使えるし。

KLETTERWERKS

生まれて初めて買ったザックがDANAのBOMBPACK。

仕様はぜんぜん違うけど、やっぱり雰囲気は似ている。

直しながら使えば一生物になりそう。

加水分解も起きないだろうし(←これ、重要)。

KLETTERWERKS6

KLETTERWERKS

一つ一つのパーツが大事に使われています。
手作りっぽくてとてもいい仕事をしていると思います。

KLETTERWERKS

アウトドア雑誌で紹介されていたものを切り抜きしたもの。

紹介されているのはクレッターワークスのロックパック。

スノーピーク社長の娘さんのお勧めでした。いまはアパレルのデザインをしているみたいですね。
この写真を見て、とても気になってしまい長野県安曇野のA&Fへ視察。

ミステリーランチもたくさんあって目移りしたけど、やっぱりクレッターワークスが良かった。
ということで、クレッターワークスのフリップを購入しました。

あんまりレビューや評価がされていなくて心配だったけど、とても満足のいく買い物でした。

<クレッターワークス>復活への熱い要望があることにも感動している。そのうえ、僕の実の息子が現代の素材を使って復刻盤をデザインしていると思うと、もう感無量だよ。by Dana Gleason

ところでクレッターワークスってどんなアウトドアブランド?

登山やキャンプを趣味としている方々にとって、欠かせないアイテムとなるのがリュックです。より多くのものを持ち運べるという点はもちろんですが、軽量かつ過酷な環境でも耐えられるような頑丈なものでなければなりません。

このような点から世界中で愛されているブランドがあります。それがクレッターワークスです。

クレッターワークスは、バックパックの修理職人だったデイナ・グリーソンがそのノウハウを結集して作り上げた伝説的なバックパックブランドです。現在ではその息子であるデイナ・サードがブランドを復活させ、当時のデザインを受け継ぎつつ、最先端の技術を取り入れるなど現代的なアレンジが施されています。

このブランドの特徴は、何といってもその高い品質にあります。丈夫さと利便性を兼ね揃えており、長く使い続けることができる製品を販売しています。職人気質の創業者の意思を継承し、使用されている素材をすべてアメリカ製に統一するなど、生産国アメリカを徹底している点も支持される理由のひとつです。

デザインもクレッターワークスが愛される理由です。奇抜なデザインではなく、あくまでもクラシックなものにこだわっており、アウトドアだけでなく、街中でも違和感なく使用できます。だからからこそ多くの世代に愛されているのです。

クレッターワークスといえば、「フリップ」が代表的な商品です。1970年代に発売されて以降、現代に至るまで幅広い世代に親しまれてきた製品であり、伝説のバッグとも呼ばれています。

身体にフィットするショルダーハーネスを採用しているため、背負いやすさも優れており、長時間背負っていても疲労は少ないでしょう。また、現代にあわせたアレンジも施されており、ノートパソコンを収納できるスリーブもあるなど、アウトドアと日常の両方で活躍してくれます。

女性には「デイ」がおすすめです。コンパクトなサイズでありながら高い収納性を持っています。とてもシンプルなデザインであるため、あらゆる場面で使えることも魅力となっています。

多くのものを収納したいという方は「サミット」を購入すると良いでしょう。このバッグは、デイよりも8cmほど背が高く、出し入れしやすいよう設計されています。そしてフリップ同様、ノートパソコン用のスリーブや身体に負担のかかりにくいショルダーハーネスを採用しているので、長時間の使用にも適しています。

歴史のあるクレッターワークスは日本でも評判の高いブランドです。

頑丈さや高い機能性から、世代や性別を問わず親しまれており、アウトドアから通勤・通学まで幅広い範囲で使われています。さらに、ストイックともいえるほどシンプルなデザインにも心惹かれる方が多いようです。

高い品質、丈夫さと利便性を兼ね揃えており、長く使い続けることができる製品を販売しているクレッターワークス。いつまでも続いて欲しいブランドですね。

以上、アメリカ製のタフなバックパック KLETTERWERKS(クレッターワークス)/FLIP(フリップ)という話題でした。