一回でもバッテリー上がりしたことのある方なら有用性を感じるジャンプスターター。さまざまなメーカーから販売されています。
この記事では、「どのジャンプスターターがいいのか?」「Anker Roav ジャンプスターター Proは買っても大丈夫か?」といった疑問に答えていきます。バッテリー上がり対策については以下の記事で書いています。
車のエンジンがかからない 車中泊旅行中のバッテリー上がり対処方法
ジャンプスターター選びで最も大事な要素は「信頼性」です。非常事態で使えなかったらただの置物なので。
Anker Roav ジャンプスターター Pro(製品型番:R3120011)
製品寸法 | 約161x84x33mm |
製品重量 | 約378g |
入力 | 5V = 3A |
出力 | 出力ポート1:5V=3A 9V=2A,12V=1.5A 出力ポート2:5V=2.4A |
容量 | 8000mAh |
同梱物 | 本体、USB-A & USB-Cケーブル、 クランプ付ジャンパーケーブル、 キャリーケース、取扱説明書 |
型番 | R3120011 |
価格 | 6,999円(税込) |
Anker Roav ジャンプスターター Proの特徴をレビューや評価から捉えてみる
ジャンプスターターは緊急時に使うものなので使用感については書けません。そこですでにジャンプスターターとして利用された口コミから特徴を探ってみようと思います。デメリット・メリットなどなど。
デメリット
- ジャンプスターターが満充電でないと失敗することもある
- 充電方式が少ない
- 個体の当たり外れが判断できない
- 大きい・かさばる
ジャンプスタートに失敗した方が数人。多いのは「排気量が大きい車であること(3,000cc以上)」「ジャンプスターターが満充電ではなかったこと」。充電が付属品だと「USB-C & USB」でしかできない。基本的に使ってみないと個体の当たり外れが判断できないのもデメリットですね。
これは「Anker Roav ジャンプスターター Pro」に限ったことではなく、どのジャンプスターターも一緒です。
メリット
- ジャンプスタートがしっかりできる
- スマホに充電するバッテリーとしても使える
- ケース・本体に高級感がある
- 未使用時の自然放電が少ない
- 説明書が日本語表示
メリットで多いのは当たり前ですがジャンプスタートに成功すること。多くの方がしっかりジャンプスタートできています。
軽自動車から3,000cc以上のガソリン車、エスティマハイブリッドなど。これだけジャンプスタートに成功していると、使い方さえ誤らなければとても信頼性の高い商品だと思います。
ジャンプスターターからスマホに充電できることもメリットのひとつ。しかし、あまり使ってしまうと肝心のジャンプスタートができなくなってしまいます。
説明書が日本語なのも助かりますね。やっとことがない作業を外国語を翻訳しながらは無理ですから。バッテリー上がってパニクっているでしょうし。
Anker公式サイトに取り扱い説明書のPDFがありますので不安な方はご確認ください。同じものが紙で付属します。
Anker Roav ジャンプスターター Pro取扱説明書(PDF)
耐熱温度
車内に常備しておくものなので耐熱温度も気になります。真夏の車内は70℃以上になるといわれています。爆発とか怖いですよね。
JAF|エコ&セーフティ|JAFユーザーテスト|車内温度|車内温度/夏
アマゾンのレビュワーさんでアンカーに問い合わせをした方がいます。
「当該製品につきましては、使用時に推奨される温度範囲は-10°~70℃で、保管時に推奨される温度範囲は-20°~70℃でございます。ご安心ください。」
との事でした。 uさん
助手席の下など直射日光が当たらない場所に保管すれば大丈夫ですね。
Anker Roav ジャンプスターターには二種類ある
「Anker Roav ジャンプスターター」には、無印のものと「Pro」が付くものの二種類あります。わかりにくいのが安いほうに「Pro」が付いていること。
アイテム名 | Anker Roav ジャンプスターター(無印) | Anker Roav ジャンプスターター Pro |
---|---|---|
公式サイト | Anker Roav ジャンプスターター | Anker Roav ジャンプスターター Pro |
製品寸法 | 約155 x 85 x 30mm | 約161 x 84 x 33mm |
製品重量 | 約355g | 約378g |
入力 | 15V = 1A | 5V = 3A |
出力 | 5V = 3A (最大 3A) | 出力ポート1:5V=3A, 9V=2A,12V=1.5A 出力ポート2:5V=2.4A |
容量 | 9000mAh | 8000mAh |
同梱物 | Roav ジャンプスターター、MicroUSBケーブル、15V充電器、クランプ付ジャンパーケーブル、キャリーケース、取扱説明書 | Roavジャンプスターター Pro、USB-A & USB-Cケーブル、クランプ付ジャンパーケーブル、キャリーケース、取扱説明書 |
型番 | R3110511 | R3120011 |
価格 | 7,999円(税込) | 6,999円(税込) |
無印のほうが優っている点
- 防水仕様(防水規格:IPX5)
- 容量が1,000mWh多い
- 付属品での充電方法が多い(シガーソケット・ACコンセント)
大きいのは「防水仕様」と「コンセントで充電できる」点でしょう。そのかわりUSBでは充電できません。また、出力がProに較べて低いです。防水仕様にこだわりがなければ安い「Pro」を選べば失敗しないと思います。
Anker Roav ジャンプスターター Proの写真レビュー
Anker Roav ジャンプスターター Proの購入方法
Anker公式サイト、Amazon、楽天で購入できます。なぜか公式サイトはだいたい在庫切れしています。Amazonがもっともセールになりやすいです。出品者AnkerDirectから購入すれば、どのサイトでも18ヶ月保障対象になります。発売されてからの最安値は5,599円です(アマゾンタイムセール時)。
まとめ 緊急に備えるなら信頼性の高いものを
車のトラブルはせっかくの旅が台無しになってしまうのでできる限り避けたい。でも、旅行中になぜか起こるんですよね。いらいらして家族と喧嘩になったり。予想されるトラブルに備えておくことで少しでも不快なことを減らすことができます。
もっとも大事なことは、肝心の緊急事態にちゃんと使えること。レビューやカスタマーサービスからわかるようにAnkerの信頼性は高いです。7,000円と安くはありませんが、結果的にかかる費用や時間を考えるとコストパフォーマンスの高い備品になります。トラブルに負けず楽しいドライブを!
さらにJAFを付け加えると車旅のトラブル対策はより良くなります。くわしくは、「車のエンジンがかからない 車中泊旅行中のバッテリー上がり対処方法」という記事で。
以上、JAFより早く簡単、バッテリー上がりに | Anker Roav ジャンプスターター Proという話題でした。