ザックのポケットにも収納可能なサイズのポータブル電源「Jackery PowerBar 83Wh」を購入しました。730gの持ち歩けるコンセントです。
この「Jackery PowerBar」がぴったりなのは、出張や車で作業する機会が多い方。飛行機持込可能な「容量と出力」に抑えたサイズになっています。2019年現在、国内線の場合、100Wh以下のモバイルバッテリーは制限なく持ち込めます。
コンセントが気軽に持ち運べ、保証期間が他社より長い二年間。AC出力可能な軽量ポータブル電源を探している方には自信を持っておすすめします。
「Jackery PowerBar 83Wh」のスペック
アイテム名 | Power Bar |
---|---|
メーカー | ジャクリ(Jackery) |
価格 | 11,800円 |
容量(Wh) | 83Wh |
出力 | 通常85W |
サイズ | 横160×高さ65×奥行き65mm 約730g |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー |
費用対容量(1Whあたり単価) | 142.2円 |
電気の波形 | 矩形波 |
出力(AC出力・DC出力・USB) | AC:1口 USB-A:1口 QC:1口 Type-C:1口 |
アメリカでも同様のものを販売しています。きちんと日本仕様となっており、PSEマークの表示や110Vではなく100Vとなっているといった点で信頼できます。
ただし、ACコンセントは正弦波ではなく矩形波です。PCやタブレット、カメラなどの充電であれば矩形波でも十分対応できます。
ACコンセントが使えるモバイルバッテリーとの比較
「Jackery PowerBar」と同じように、持ち運べる大きさ、かつACコンセントが使えるモバイルバッテリーと比較をしました。
それぞれ特徴がありますが、総合的には「Jackery PowerBar」が優れていると思います。このサイズだと、スマホやタブレット、ノートPCへの充電が主な使用目的なのでUSB-C出力とUSB出力(QC3.0)は必須ですね。
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Jackery PowerBar 83Whの写真レビュー
本体は樹脂でできていますが安っぽくはないです。四角いので転がらないのがよいですね。
内容物
- Jackery PowerBar本体
- USB Type-Cケーブル
- ACアダプター充電器
- 日本語取扱説明書
- 保証書
説明書はグローバルなものではなく日本向けに編集されています。
保障期間に関して
「Jackery PowerBar」の保障期間は24ヶ月です。「ACコンセントが使えるモバイルバッテリーとの比較」の項目で較べたモバイルバッテリーだと、「RAVPower」「Renogy」が18ヶ月保障、「Omars」「NOVOO 」が12ヶ月保障になっています。
Jackery Incは2012年にAppleの元バッテリエンジニアにより米国シリコンバレーで設立されました。最先端の研究開発および製造の専門知識を積み重ね、2015年に世界初のリチウムポータブル電源を開発しました。
製品に自信があるからこその24ヶ月保障なんでしょうね。よくわからない中華メーカーが乱立するモバイルバッテリー業界の中で、この保障期間はすごいアドバンテージ。
商品仕様 充電時間と方法
USBも「Type-C」と急速充電規格QC3.0を備え出力端子は文句無し。
本体への充電はType-C端子が入出力を兼ねていて15Wでの充電が可能。本体を満充電するのに約5時間かかりました。
カスタマーサービスに質問したところ、Jackeryのポータブル電源は自然放電しにくくなっているそうです。
- スイッチを入れずに使用をしていない場合、長い時間保存することが可能
- 自然放電が少ない
- 電力量は下がりにくくなっている
ソーラーパネル(suaoki)で充電できました
83Whという容量ならば、ソーラーパネルでの充電も実用的です。今回使用したソーラーパネルは「suaoki ソーラーチャージャー 60W」です。
「Jackery PowerBar 83Wh」の充電は「USB-C」を使用します。
「suaoki ソーラーチャージャー 60W」の出力は「USB-A」か「DCポート」なので、「USB-C & USB-A 3.0ケーブル」を使って充電を行ないます。
USBでの給電は10Wなので計算上は8時間で満充電にできます。
コンセント使用時は常に冷却ファンが回ります。ファンの音は周囲が静かだと結構気になる場合があります。
電源をいれると中からファーという音が鳴り、ファンが動いているのがわかります。冷却ファンの効果により、ポータブル電源本体が熱を持たないで済みます。
製品は500mlのペットボトルくらいの大きさで重さは730g。
徒歩移動など重量が気になる状態でも、730gの「Jackery PowerBar」はリュックなどに入れても持ち運べる重量・サイズ。
Jackery(ジャクリ)は、アメリカのAmazonでは以前からモバイルバッテリーやポータブル電源を販売していてトップブランドと認知されています。
また北米では自動車メーカーのHONDAとタイアップした製品も展開しています。
日本では、JVCケンウッドと戦略的に提携し、家電量販店などでもJackeryのポータブル電源が購入できるようになるそうです。このJVCケンウッドとの提携モデルはふるさと納税の返礼品(長野県伊那市)にもなっています。
安心感のJackeryブランド
この「Jackery PowerBar」のメリットは、ブランドの安心感がとても大きいです。壊れた際の被害、発火や爆発などリチウムイオン電池は怖い一面もあります。しっかりとした保障と自社で開発しているという技術力は他のメーカーより優れています。
容量と重量のバランスがポータブル電源としてちょうどよい塩梅で、ちょっと外で電源が欲しいという方の需要にぴったり。「コンセントが使えるカフェを探さなくてもいい」という気楽さも得られます。
使い道とサイズ感を間違わなければ、とても使い勝手の良い日々の不快感を軽減してくるアイテムです。
以上、【Jackery PowerBar 83Wh】持ち歩けるコンセントという話題でした。
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