「HOUDINIのフリースが欲しいな」と思いつつも高いので、まずはPower Wrist Gaitersから買ってみたのが6年前。使っている生地がPolartec® Power Stretch® Proなのでパワーフーディと同じ。冬は、ほぼ毎日着用するようなお気に入りに。

パワーリストゲイター

手袋よりも身体を温める パワーリストゲイター/フーディニ(HOUDINI POWER WRIST GAITER)

そして去年、フルマークスのセールでパワーフーディのフードなしモデル、パワージャケットを購入しました。

Power Stretch Proなので高いです(3万円)。毛玉も出来ないし、劣化もしにくい素材なので、長持ちするのは間違いなし。冬場のフィールドでも街着でもコーディネートに使えるので、結果的によい買い物になりそうです。

フリース選びに悩んでいる方の参考になれば。

北欧ブランド HOUDINI(フーディニ)とは?

北欧スウェーデンのブランド。スキーやスノーボードのアイテムを主に展開しています。

現在の代表は、「エバ・カールソン(EVA KARLSSON)」さん。POWER HOUDIの企画をしたのもこの方。パタゴニアやサロモンでも商品企画をしていたそうです。

houdini社長

comfortableness(心地よさ)を根幹に商品作りをしている。単に機能を追い求めるのではなく、好きなカラーのウェアをまとっていれば、その分テンションがあがり、フィールドを楽しめる。

日本での代理店はフルマークス(http://www.fullmarksstore.jp/pc/)。フーディニを始め、ノローナ、POCなどを取り扱っています。以前は、ホグロフスやピークパフォーマンスなどもありましたね。

フルマークスのセールで購入

フーディニのセールで去年購入しました。フルマークスでは年に何回か大型のセールを行ないます。売れ筋の商品、タグアロングジャケット(ウィンドシェル)やクラウドナインジャケット(化繊ダウン)などはあっという間になくなってしまいます。

パワージャケットの写真レビュー

カラーはbase green。落ち着いた深緑に明るい黄緑のラインがアクセントに。わりと年齢を問わずに着用できそうなのでこの色に。

 

フーディニ パワーフーディ

フーディニ パワーフーディ

 

フーディニ パワーフーディ

襟が高いのがフーディニに特徴。雪国ならではでしょうか。冷気から首が守られると、とても暖かいです。

 

指を入れるサムホール。ここの縫製が甘いと伸びてしまったり、破れてしまいます。何があっても大丈夫であろう頑丈さ。また、生地も極厚なので手首の冷えとは無縁です。

 

フーディニ パワーフーディ

縫製に沿ったポケット。換気が出来るほどの大きさではありません。携帯や財布はすっぽり入ります。

 

フーディニ パワーフーディ

背中側。肩の部分に「HOUDINI」のロゴマーク。

 

フーディニ パワーフーディ

 

フーディニ パワーフーディ

あごの部分もジッパーがあたることはないです。

フーディニ パワーフーディ

生地の裏面は軽く起毛しています。一年くらい着ても毛玉も劣化もありません。肌触りもいいですね。

 

フーディニ パワーフーディ

表面はハードフェイスな加工がされているフリース。摩擦にとても強いです。シートベルトしても毛玉にならず。冬の間、ずっと着ていても色あせや劣化はなし。ウィンドシェルを上から羽織る時も生地がなめらかなのでストレスがありません。

 

フーディニ パワーフーディ

首元は起毛ではなく、肌触りのよいハードフェイスなフリース。

 

フーディニ パワーフーディ

左ポケットの裏側にはイヤホンを通す穴があります。最近はBluetoothのヘッドフォンなのであまり活用していません。

 

フーディニ パワーフーディ

ジッパーが二つ付いたダブルジッパー。暑い時は、下のジッパーを開けて換気ができます。アウトドアをしている方だと当たり前の機能かもしれませんが、街着で使うことを考えている方にはとても便利な機能だと思います。

お店に入って暑い時に開ける、街中を歩いていて身体が暖まってきたら開ける。

 

フーディニ パワーフーディ

パワーフーディの重量は445g(Lサイズ)。パタゴニアのナノエアフーディが390gくらいなのでミッドレイヤーとしてはちょっと重く感じますね。

フーディニ パワーフーディ

左がパワーフーディ。右がR1ジャケット(パタゴニア)。

生地の厚さが少しイメージできますでしょうか。同じフリースでもいろいろな素材・用途で様々な種類がありますね。

東京の冬ならこれでOK

本当に暖かいアイテムです。東京あたりならば、風が強くない日はこれ一枚で過ごせるのではないでしょうか。氷点下にならなければ、ウールのTシャツの上にパワーフーディで大丈夫でした。

人それぞれ、体感温度が違うので参考程度にしてください。

ウィンドシェルやダウンベストをプラスでコーディネートすれば、さらに安心ですね。

パワーフーディ・パワージャケットのサイズ感

フーディニのサイズ感はパタゴニアに近いと感じます。

今回は主にアウターに使う予定だったのでLサイズを買いました。

私の身体サイズ:胸囲105cm、腹囲78cm、肩幅48cm、175cm/75kg ユニクロはLサイズ

ダボッとしていないので少し大きめに着てもださくないです。ぴったり着るならMサイズ。

フーディニ パワーフーディ

サンデーマウンテン(楽天)のレビューページにサイズ感が掲載されていました。

・172cm 体重65kg Sサイズでジャストでした。

・170cm/77kgのガッチリ体型。サイズ選びでSかMで悩みましたが、Mにしました。

・170cm,60kgでSを購入。

・172cm、60kgでsサイズで丁度いい感じです。

・172cm、63kgでSサイズがジャストフィットです。

・166cmの61kgの体型でXSがジャストサイズでした。

・179cm74Kgですが、Mサイズがタイトにフィットしてちょうど良いです。

・170センチ、62キロでサイズSでぴったりです。

・175,60キロでSでちょうどでした。

・身長177、体重72でサイズはMを購入しました。

・180cm、75kgでMサイズを購入。ジャストサイズでした。

 

Power Stretch Pro

パワージャケットは、ポーラテックパワーストレッチプロというフリース素材を使っています。ポーラテック社が出しているパワーストレッチプロという意味。四方向にストレッチする動きやすさ、通気性に着目した素材。ウインタースポーツに向いています。

フーディニ パワーフーディ

ソフトな内側層は、皮膚から湿気を吸収することでドライに暖かく、そして快適。

素材自体が高級なものみたいです。この素材を使ったアイテムは軒並み2万円を超えています。例えば、マムート アコンカグアジャケットの定価は23,760円。

素材に対するこだわりが動画になってましたのでご紹介。翻訳も入れられるので英語の勉強にもなりそうです。

購入場所

都会ならまだしも、地方だと商品を見ることもなかなかありません。うちだと長野県白馬のフルマークスが一番近いです。

ネットで買うとすると一番品揃えがよいのが、セブンイレブンのネットショップオムニ7

nanacoポイントが使えるし貯まります。

まとめ

ぱっと見、「フリースにしては高いな」と思いましたが、素材の耐久性を考えると末永く使っていけるので、結果的に安く感じました。デメリットがほとんどなく、使い方を間違わなければ冬場の街着やアウトドア、キャンプに大活躍。

私の好きなホーボージュンさんが言ってました。

「これなしで山へ行くことはないし、これなしで海外に出ることもない。僕だけじゃなくて僕の仲間も同意見。(中略)ポーラテック・パワー・ストレッチプロの極上の着心地と、スウェーデンブランドならではのシンプルでムダのないカッティング。どう考えてもこれが一番。他に選択の余地はないでしょ。
引用:PEAKS (ピークス) 2014年 11月号 P44」

もしも購入してみて失敗してもリセール価格が高いので、ほとんど損をせずに現金化できます。人気のあるブランドの鉄板商品を買って損をすることはないですね。

ダウンも良いけど、着膨れせず、暖かくスポーティなフリースで冬場を楽しもうと思います。

以上、【レビュー】都内の冬はこれでOK パワーフーディ/フーディニという話題でした。

そこまで耐寒性が高くない薄手のフリースが欲しい方は、「アルファフーディ/フーディニ」がおすすめです。
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