加水分解しないリュックの選び方|クレッターワークス フリップ レビュー【2026年版】

バッグ・小物
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半年使ってみてわかった本当の使いやすさ。購入は2015年6月。

このリュックの最大のメリットは加水分解しないこと。

アークテリクスのアロー22とかグレゴリーのリュックは長く使っていると、布表面に塗られているポリウレタンコーティングが劣化してべたべたします。

加水分解したザックはメルカリでも売れないですからね。

加水分解しないリュックを選ぶポイント

リュックが加水分解する原因は、生地の裏面や縫い目部分に塗布されているPUコーティング(ポリウレタンコーティング)の劣化です。PUコーティングは防水・耐久性を高めるために広く使われていますが、水分・湿気・熱・時間によって分解が進み、べたつきや剥離が起きます。長く使うリュックを選ぶなら、素材選びが重要です。

素材・コーティング 加水分解リスク 特徴
PUコーティングあり(ナイロン・ポリエステル) 高い 軽量・防水性が高い。10〜15年で劣化しやすい
シルナイロン(両面シリコンコーティング) 低い 加水分解しにくいが縫い目のシーリングが必要。テントや軽量ギア向き
コーデュラナイロン(無コーティング) 非常に低い 素材自体の強度で耐久性を出す。PUなしで使えるため加水分解しない
X-Pac(ラミネート素材) 低い 防水フィルムとナイロンのラミネート。劣化しにくい
UHMWPE(ダイニーマなど) ほぼなし 超高分子量ポリエチレン。加水分解の概念がない素材

クレッターワークス フリップが採用しているのはコーデュラナイロン(1000デニール)。PUコーティングに頼らず素材そのものの強度で耐久性を確保しているため、加水分解のリスクがほとんどありません。

加水分解しないリュックの代表的な選択肢

  • クレッターワークス フリップ:1000デニール コーデュラナイロン製。アメリカ製で修理しながら長く使える
  • ダナデザイン:コーデュラ系の素材を採用した老舗ブランド。タフさが特徴
  • アークテリクス(一部モデル):素材によって異なる。AC²(420デニール ダブルウィーブ)はPUなしの耐久系
  • シルナイロン製のウルトラライト系:加水分解しにくいが、縫い目のシーリングテープは別素材のため要注意

頑丈で、パーツのひとつひとつがしっかりしてるので所有欲も満たされますよ。

さらに生産国がアメリカ。費用の安い国で大量生産するのではなく、こだわりをもってアイテムを作っているブランドです。

KLETTERWERKS(クレッターワークス)/FLIP(フリップ) 写真レビュー

KLETTERWERKS FLIP
今時のバックパックと比較するとシンプル。

雨蓋しかポケットがない。

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310 & DINEX & Coleman(コールマン) パルテノンコーヒードリッパー&ベルモント チタンシェラカップ480ℓで組んだコーヒーセットくらいは収納できそうな容量。ナルゲンはすっぽり入ります。

KLETTERWERKS8

本体も内部にPCスリーブがあるのみ。潔し。

なんとなくごちゃごちゃして荷物が見つからなそうなイメージですね。

しかし、イーグルクリークあたりが出しているシルナイロン製のサックに荷物をわけて、本体に放り込めばいいだけ。

サックの色で識別すればいいので、とてもらくちん。容量もフルに使えるし。

KLETTERWERKS

生まれて初めて買ったザックがDANAのBOMBPACK。

仕様はぜんぜん違うけど、やっぱり雰囲気は似ている。

直しながら使えば一生物になりそう。

加水分解も起きないだろうし(←これ、重要)。

KLETTERWERKS6

KLETTERWERKS

一つ一つのパーツが大事に使われています。
手作りっぽくてとてもいい仕事をしていると思います。

KLETTERWERKS

アウトドア雑誌で紹介されていたものを切り抜きしたもの。

紹介されているのはクレッターワークスのロックパック。

スノーピーク社長の娘さんのお勧めでした。いまはアパレルのデザインをしているみたいですね。
この写真を見て、とても気になってしまい長野県安曇野のA&Fへ視察。

ミステリーランチもたくさんあって目移りしたけど、やっぱりクレッターワークスが良かった。
ということで、クレッターワークスのフリップを購入しました。

あんまりレビューや評価がされていなくて心配だったけど、とても満足のいく買い物でした。

<クレッターワークス>復活への熱い要望があることにも感動している。そのうえ、僕の実の息子が現代の素材を使って復刻盤をデザインしていると思うと、もう感無量だよ。by Dana Gleason

ところでクレッターワークスってどんなアウトドアブランド?

登山やキャンプを趣味としている方々にとって、欠かせないアイテムとなるのがリュックです。より多くのものを持ち運べるという点はもちろんですが、軽量かつ過酷な環境でも耐えられるような頑丈なものでなければなりません。

このような点から世界中で愛されているブランドがあります。それがクレッターワークスです。

クレッターワークスは、バックパックの修理職人だったデイナ・グリーソンがそのノウハウを結集して作り上げた伝説的なバックパックブランドです。現在ではその息子であるデイナ・サードがブランドを復活させ、当時のデザインを受け継ぎつつ、最先端の技術を取り入れるなど現代的なアレンジが施されています。

このブランドの特徴は、何といってもその高い品質にあります。丈夫さと利便性を兼ね揃えており、長く使い続けることができる製品を販売しています。職人気質の創業者の意思を継承し、使用されている素材をすべてアメリカ製に統一するなど、生産国アメリカを徹底している点も支持される理由のひとつです。

デザインもクレッターワークスが愛される理由です。奇抜なデザインではなく、あくまでもクラシックなものにこだわっており、アウトドアだけでなく、街中でも違和感なく使用できます。だからからこそ多くの世代に愛されているのです。

クレッターワークスといえば、「フリップ」が代表的な商品です。1970年代に発売されて以降、現代に至るまで幅広い世代に親しまれてきた製品であり、伝説のバッグとも呼ばれています。

身体にフィットするショルダーハーネスを採用しているため、背負いやすさも優れており、長時間背負っていても疲労は少ないでしょう。また、現代にあわせたアレンジも施されており、ノートパソコンを収納できるスリーブもあるなど、アウトドアと日常の両方で活躍してくれます。

女性には「デイ」がおすすめです。コンパクトなサイズでありながら高い収納性を持っています。とてもシンプルなデザインであるため、あらゆる場面で使えることも魅力となっています。

多くのものを収納したいという方は「サミット」を購入すると良いでしょう。このバッグは、デイよりも8cmほど背が高く、出し入れしやすいよう設計されています。そしてフリップ同様、ノートパソコン用のスリーブや身体に負担のかかりにくいショルダーハーネスを採用しているので、長時間の使用にも適しています。

歴史のあるクレッターワークスは日本でも評判の高いブランドです。

頑丈さや高い機能性から、世代や性別を問わず親しまれており、アウトドアから通勤・通学まで幅広い範囲で使われています。さらに、ストイックともいえるほどシンプルなデザインにも心惹かれる方が多いようです。

高い品質、丈夫さと利便性を兼ね揃えており、長く使い続けることができる製品を販売しているクレッターワークス。いつまでも続いて欲しいブランドですね。

クレッターワークス フリップはどんな人に向いているか

向いている人

  • 加水分解が怖くて、長く使えるリュックを探している
  • PUコーティングのべたつきで失敗した経験がある
  • アウトドアと街使いを1つのリュックで兼用したい
  • Made in USAなど、作り手のこだわりが見えるブランドを好む
  • 修理しながら長年使いたい

向いていない人

  • たくさんのポケットと細かい収納を求める人(フリップはミニマルな設計)
  • 防水性を求める人(コーデュラ素材は撥水だが防水ではない)
  • 20L以上の大容量が必要な人
  • できるだけ軽量なリュックを優先したい人

よくある質問(FAQ)

クレッターワークス フリップは今でも買えますか?

クレッターワークスは日本での正規代理店が変わってきた経緯があります。購入できるかどうかはAmazon・楽天市場・A&Fコーポレーションなどのアウトドア専門店で在庫状況を確認してください。並行輸入品が出ていることもあります。

PUコーティングのリュックはどのくらいで加水分解しますか?

使用頻度・保管環境にもよりますが、湿気の多い環境や直射日光・高温の場所で保管すると5〜10年で劣化が進みやすいです。乾燥した涼しい場所に保管し、使用後はよく乾かすことで劣化を遅らせることができます。

コーデュラナイロンとシルナイロン、加水分解しないのはどちらですか?

どちらもPUコーティングを使わないため加水分解しにくいですが、目的が異なります。コーデュラナイロンは高い耐摩耗性と強度が特徴で、タウンユースからアウトドアまで幅広く使えます。シルナイロンは軽量さが強みで、テントや軽量バックパックに使われます。デイリーユースには耐久性の高いコーデュラ系の素材が向いています。

加水分解したリュックは修理できますか?

PUコーティングが剥離した場合、アウトドアショップや専門のリペアサービスに依頼することで、内側のコーティングをある程度補修できます。ただし完全な復元は難しく、根本的な解決にはならないケースもあります。長期使用を前提にするなら、最初から加水分解しにくい素材のリュックを選ぶのが合理的です。

まとめ:長く使いたいなら素材選びが重要

クレッターワークス フリップは、1000デニールのコーデュラナイロンを使用し、加水分解の心配なく長期間使えるリュックです。シンプルな構造と高い素材品質で、アメリカ製の職人気質が随所に感じられます。

リュック選びで「加水分解しないか」を気にするなら、PUコーティング素材を避け、コーデュラナイロン・シルナイロン・X-Pacなどの素材を選ぶことが重要です。軽さよりも耐久性と長期使用を優先するなら、クレッターワークス フリップは有力な選択肢になります。

関連して、加水分解しないテントを探している場合は加水分解しないテントの選び方(ヒルバーグ比較)も参考にしてください。

以上、加水分解しないリュックの選び方|クレッターワークス フリップ レビューという話題でした。

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