【車中泊】普段使いできるキャンピングカー

車中泊に使っているコンパクトカーが走行距離14万キロを超えたので次の車を探しています。どうせだったらキャンピングカーのような車中泊しやすい車にしようと思っています。しかし、いくつか条件があってそれをクリアしたキャンピングカーを見つけるのがなかなか難しい。

  • 普段使い・通勤に使える
  • あまり高額ではない(300万円以下くらい)
  • 軽自動車ではない

上記のような条件に合うキャンピングカーは、最近だと「ライトキャンパー」という分類に入るようです。ハイエースやNV200、タウンエース、ボンゴ、デリカD5、フリードプラスあたりをベース車にしたもの。

今回は、トヨタカローラ横浜・ネッツトヨタ横浜・ネッツトヨタ湘南が販売している「アルトピアーノ」について調べてみました。「見た目がキャンピングカーっぽくなくできる」「価格も300万円以下」「オプションも豊富でカスタムができる」と条件的にはぴったり。

カタログを頂いたので、スペック情報やオプション品、カスタマイズした際の価格など購入する際に知りたいことを記事にしました。

アルトピアーノの公式サイトはこちら

アルトピアーノのスペック

アルトピアーノのグレード

ベース車両は、「トヨタ ライトエース バン」。グレードに「DX」と「GL」、ミッションに「AT」「MT」、「2WD(寒冷地仕様もあり)」と「4WD」で、組み合わせは12通りです。

価格

肝心のお値段。MTよりATの方が高いんですね。売れ筋らしいDXグレードでATだと2,360,000円、税込(8%)で約255万円。ここにオプションを付けていきます。

DX/ATDX/MTGL/ATGL/MT
2WD2,360,000円2,279,000円2,542,000円2,461,000円
4WD2,736,182円2,655,182円2,910,182円2,829,182円

※価格は消費税抜き

オプションを付けていく

アルトピアーノのオプション

オプションは基本的に5つあります。

  1. 18L冷凍・冷蔵庫(80,000円 税抜き)
  2. 窓用4連排気ファン(80,000円 税抜き)
  3. シャワー付きシンク(90,000円 税抜き)
  4. 正弦波1500W電源(150,000円 税抜き)
  5. AC100V外部電源(105,000円 税抜き)

※「18L冷凍・冷蔵庫」と「シャワー付きシンク」は同時に付けられません。

この5つのオプションを付けるにあたって「基本電源ユニット(230,000円 税抜き)」が必須です。オプションを付けない方は上記の車両価格が購入価格になります。

オプションを付ける方は上記の車両価格に「基本電源ユニット(230,000円 税抜き)」をプラスしてからスタート!最も高い組み合わせで車両価格にプラス65,5万円となります。

基本電源ユニットの構成は、「走行充電」+「疑似正弦波500W」+「2連天井LED照明」。試しにオプションを考えてみましょう。表記は税引き価格です。

[st-step step_no=”1″]「正弦波1500W電源」を付けるか?[/st-step]
[st-kaiwa-migi]基本電源ユニットのままだと「疑似正弦波500W」。疑似正弦波だと使えない家電も出てくるので「正弦波1500W電源」は付けておきたいところ。1500Wあれば電子レンジもドライヤーも使えますね。[/st-kaiwa-migi]
1.【基本電源ユニット】+【正弦波1500W電源】=【プラス38万】
2.【基本電源ユニット】のみ【プラス23万】
[st-step step_no=”2″]「18L冷凍・冷蔵庫」か「シャワー付きシンク」を付けるか?[/st-step]
[st-kaiwa-migi]「18L冷凍・冷蔵庫」か「シャワー付きシンク」を付けるか、どちらも付けないか。私はどちらも付けないかな。冷蔵庫は別売りで十分。シンクもちょっと面倒[/st-kaiwa-migi]

どちらも付けないパターン

1.【基本電源ユニット】+【正弦波1500W電源】=【プラス38万円】
2.【基本電源ユニット】のみ【プラス23万円】

【18L冷凍・冷蔵庫】を付けるパターン

3.【基本電源ユニット】+【正弦波1500W電源】+【18L冷凍・冷蔵庫】=【プラス46万円】
4.【基本電源ユニット】+【18L冷凍・冷蔵庫】=【プラス31万円】

【シャワー付きシンク】を付けるパターン

5.【基本電源ユニット】+【正弦波1500W電源】+【シャワー付きシンク】=【プラス47万円】
6.【基本電源ユニット】+【シャワー付きシンク】=【プラス32万円】

[st-step step_no=”3″]「窓用4連排気ファン」を付けるか?[/st-step]
アルトピアーノの窓用ファン

[st-kaiwa-migi]窓用4連排気ファンはあったほうが車中泊できる時期が伸びそうですよね。[/st-kaiwa-migi]

窓用4連排気ファンを付けない

1.【基本電源ユニット】+【正弦波1500W電源】+【18L冷凍・冷蔵庫】=【プラス46万円】
2.【基本電源ユニット】+【18L冷凍・冷蔵庫】=【プラス31万円】
3.【基本電源ユニット】+【正弦波1500W電源】+【シャワー付きシンク】=【プラス47万円】
4.【基本電源ユニット】+【シャワー付きシンク】=【プラス32万円】
5.【基本電源ユニット】+【正弦波1500W電源】=【プラス38万円】
6.【基本電源ユニット】のみ【プラス23万円】

窓用4連排気ファンを付ける

7.【基本電源ユニット】+【正弦波1500W電源】+【18L冷凍・冷蔵庫】+【ファン】=【プラス54万円】
8.【基本電源ユニット】+【18L冷凍・冷蔵庫】+【ファン】=【プラス39万円】
9.【基本電源ユニット】+【正弦波1500W電源】+【シャワー付きシンク】+【ファン】=【プラス55万円】
10.【基本電源ユニット】+【シャワー付きシンク】+【ファン】=【プラス40万円】
11.【基本電源ユニット】+【正弦波1500W電源】+【ファン】=【プラス46万円】
12.【基本電源ユニット】+【ファン】=【プラス31万円】

[st-step step_no=”4″]「AC100V外部電源」を付けるか?[/st-step]

サブバッテリーに充電できるAC100V外部電源をつけるかどうか?

付ける場合は上記の1〜12に105,000円をプラスします。走行充電でもサブバッテリーに充電されるので必要ないような気がしますね。合計で24通りの組み合わせになります。

自分だったら2WDのDX/ATをベースに選んで、2,360,000円。

オプションに、11.【基本電源ユニット】+【正弦波1500W電源】+【ファン】を選んで、460,000円。

合計2,820,000円。さらに消費税と諸費用がかかって300万円を超えますね。

アルトピアーノの寸法をフィットと比較

ただアルトピアーノの寸法を記述してもイメージが湧かないので「ホンダ フィット2」と比較しました。フィットなら毎日目にしているのでわかりやすいかな、と。

結果的に1,500CCの車なので外側のサイズは高さ以外はほぼ同じ。アルトピアーノは、車高が高くボックス型なので車内の空間はだいぶ広くなりますね。

外寸がコンパクトカーサイズなので運転が苦手な方でもちょっと安心。

車名アルトピアーノフィット2
全長4,0454,045
全幅1,6651,695
全高1,9001,550
荷室内
全長
2,0451,460
荷室内
全幅
1,4951,350
荷室内
全高
1,3051,280
排気量1,4951,496

販売店・展示・市場に関する情報

のちほど

ちょっと高いけどリセールも良いのでありかな! | まとめ

【車中泊】普段使いできるキャンピングカー アルトピアーノ

抑えめのプランでも300万円を超えてしまいますね。わりとアルトピアーノの中古車を探している方もいるので、いざとなったら売れるので買ってしまってもいいかな。テント虫など軽自動車のキャンピングカーでも中古で200万円位しますしね。フリードプラスなどの異なったベース車の「ライトキャンパー」をもう少し探していこうと思います。

以上、【車中泊】普段使いできるキャンピングカー アルトピアーノを調べましたという話題でした。

この記事で参考にした商品

「ライトキャンパースタイル」は、Kindle Unlimitedで無料で読めます