11月に入り、日中は暖かくても、朝晩はダウンが欲しくなる寒さになってきました。用途によって何種類も必要になりますよね。私の使っているダウンは以下の感じ。
仕事用・・・KODA Jacket/arcteryx(コダジャケット/アークテリクス)、Spheric Parka/HOUDINI
アウトドア用・・・アトム LT ジャケット(アークテリクス)、パタゴニア ナノエア フーディ
街着用・・・Thorium AR Jacket(ソリウムARジャケット)/ARC'TERYX
ほとんどアークテリクス。軽井沢アウトレットに行くことが多いのでアークテリクスが多くなります(軽井沢アウトレット内にサロモン・アークテリクスショップあり)。
【アウトレット】アウトドアブランドが豊富 軽井沢・プリンスショッピングプラザ
だいたい30%OFFで購入でき、サイズ感や質感も確かめることが出来るのが最大のメリットですね。サイズ感がわかっていればネットのセールでも躊躇なく買うことができます。
今回は街着に使っているソリウム AR ジャケットをご紹介。Atomシリーズ・プロトンシリーズとのすみわけ、雨や風に強いアークテリクスのダウンはどれか?などを調べてみました。
ソリウム AR ジャケット
ソリウムARジャケットは、日常生活にもアウトドアにも使うことを考えられた使い勝手の良いダウンです。
アークテリクスのダウンには、ソリウムとセリウムがあります。
Thorium(ソリウム) ・アウターとしての着用を想定し、重量を抑えながらも耐久性の高い厚手の表地を採用。バックパックとの摩擦も考慮。 ・750フィルパワーのプレミアムなヨーロピアングースダウンを使用。 ・裾にドローコードを採用。 |
CERIUM(セリウム) ・バックパックへの収納を想定し、軽量性、コンパクト性を追及。薄手の表地を採用。 ・850フィルパワーのプレミアムなヨーロピアングースダウンを使用。 ※表地が薄く中のダウンが透けやすいためwhite gooseを採用 ・タイトフィットデザイン |
ソリウムの方がオールラウンドに使えるような、厚手の表面生地、程よいフィルパワー、ゆったりフィットになっています。
考え抜かれたフェザー配置になっていて濡れても暖かいコアロフトを手首周りや肩など湿度が高くなりがちな場所に配置。750フィルのヨーロピアングースダウンを最も暖かさが求められる中心部と袖に配置。
表地には伸縮性がないですが、防風性はとても高いです。伸縮しないけれども動きやすさはしっかりとあります。
アークテリクスのダウン
アークテリクスはダウン分野は後発メーカーと言われています。アークテリクスダウンのメリットは、デザイン・カッティングが良いのでビジネスや街着、もちろんアウトドアでも、活躍の場が広いことだと思っています。
用途別にさまざまなダウンモデルが展開されています。
オールラウンド・・・フィション SV ジャケット、ファイヤービーARジャケット、ソリウム、セリウム、Atomシリーズ
クライミング・・・プロトンシリーズ、ニュークレイシリーズ
ライフスタイル・・・コダジャケット、エイムスジャケット
この中で天然のダウンを使用しているモデルは、ソリウム・セリウムシリーズのみです。
ほとんどのモデルは、アークテリクス独自素材のコアロフトという化繊ダウンを用いています。表地はゴアテックスを使ったフィション、ファイヤービー、コダ、Tyono™ 20シェル(ウィンドシェル)を使ったアトムシリーズ、Fortius™ Air(ソフトシェル)を使ったプロトンシリーズ。
雨にも風にも完全防備のダウンが欲しい方は、フィション SV ジャケットやコダジャケットがおすすめ。私は、「コダジャケット」を愛用しています。
アウトドアにも使うし街着としても使いたい方はアトムシリーズがおすすめ。冬を越す為に買うのならアトムARフーディ。アトムLTフーディとアトムSLフーディは冬場の街着としては寒いと思います。
【レビュー】ARC'TERYX/アトム AR フーディー(ATOM AR HOODY)
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ソリウムジャケット 写真レビュー
わりとゆるっとしたスタイル。レギュラーフィットです。濃いブルーの部分がコアロフト。薄いブルーの部分がヨーロピアンダウン。
襟は低めです。ソリウムARフーディの方が襟が高く暖かいです。「フーディタイプを買えばよかったかな」とちょっと後悔してます。
袖の部分は、濡れやすいのでコアロフトに。生地も他の部分のものより耐久性が高そうです。
背面。もこもこダウンっぽくは見えないです。
内側。滑りの良い素材が使われています。また、ポケットが大きいです。
セリウムARフーディなどにはないドローコード付き。風が強い日は絞れば寒さがしのげます。
生地が変わっている部分がポケット。
ポケットの中に収納袋がセットしてあります。
袋に入れた状態。収納袋は本体から取り外さなくても入れることが出来ます。
ソリウムARジャケットの重量・サイズ感
ゆったり着たかったのでLサイズを購入しました。ちょっと大きめ。
私の身体サイズ:胸囲105cm、腹囲78cm、肩幅48cm、175cm/75kg ユニクロはLサイズ
アウターとしてしか考えていないです。パタゴニアのR1ジャケット(Mサイズ)との組み合わせで冬は余裕で越せます(長野県で)。
ユニクロだとワンサイズ大きいくらい、パタゴニアとは同じくらいのサイズ感です。
重さはLサイズで411g。セリウムSLジャケットだと185gなので軽さを求めるならばセリウムシリーズですね。
アークテリクスショップの店員さんに聞いた化繊ダウンの洗濯方法
アークテリクスショップの店員さんに洗濯方法を聞いてきました。
step
1ジッパーをすべて閉めて、ネットに入れる
しっかりとジッパーを閉めて洗濯をして下さい。
ジッパーで生地が傷つくことがあるそうです。
step
2中性洗剤で洗濯機でクリーニング
手洗いモードの洗濯機で水洗いします。特別な洗剤でなくてもよいそうです。しかし、漂白剤やソフト剤が入ったものは使ってはいけません。化繊ダウンの目に詰まってしまうそうです。
もしも、表面の撥水性が落ちてきている場合は、撥水を回復させる為にグランジャーズを使用します。
step
3脱水はかけずに、日陰で干す
アイロンの使用不可、絞るように脱水不可、ドライクリーニング不可。脱水はかけないでよいそうです。日陰で干せば、一日かからずに乾きます。
基本的に化繊ダウンは疎水性(水を排除しようとする)なので乾きやすいそうです。
面倒な時や洗濯アイテムが大量の時はプロに任せると安心。
おすすめのクリーニング屋さん
ソリウムARジャケットまとめ
ソリウムARジャケットは便利に使っています。暖かいダウンを求めている方にはおすすめのダウンジャケットです。
身体にぴったり合うサイズを選ぶと本当にぽかぽか。あまり身体を動かさない状況に適しています。
主に街着として冬場に使いたい方はソリウムではなくアトムARフーディの方がおすすめです。完全に化繊なのでメンテナンスが楽。濡れたら洗濯機で洗えば大丈夫。伸縮性があるので身体も楽だと思います。
【アウトドアブランド】洗濯が簡単、暖かいおすすめダウンジャケットまとめ
スーツに合わせて着たい、雨にも風にも完全防備のダウンが欲しい方は、「フィション SV ジャケット」や「コダジャケット」がおすすめ。着丈が長いのでアウトドアっぽくないです。
ひたすら暖かいアークテリクスのダウンが欲しい方にはおすすめです。パタゴニアのダウンセーターなどと競合になりますね。
以上、アークテリクスのダウンまとめ おすすめソリウムARジャケット(アークテリクス)という話題でした。
アークテリクス(Arc'teryx)製品を実際に使ってレビューを書いています。アトムシリーズなどの化繊ダウンからフリース、ゴアテックスジャケット。
サイズ感が難しいブランドなので様々なサイトから情報を集めています。海外通販サイトからも情報を得ているので購入で悩んでいる方には参考になると思います。
アークテリクスのセール情報はこちらから 【アウトドアセールまとめ】パタゴニア・ノースフェイス・アークテリクスなど