2019年6月30日で小山町のふるさと納税終了。対象から除外になりました。
ふるさと納税返礼品に「アマゾンギフト券」が登場して、賛否両論でした。議論を巻き起こしたのは、静岡県小山町です。人口1.8万人の街ですが全国区になりましたね。
静岡県小山町(おやまちょう)は、「アマゾンギフト券で静岡県の特産品を買ってね」という意図で返礼品に採用しているので、個人的にはセーフだと思っています。ちゃんと静岡県の特設ページも作っていますしね。
なくなってしまう前にチェック!
返礼品ランキング
モンベルポイントバウチャーや高額返礼品はなくなりましたが、まだまだお得な返礼品は残っています。食料品や家電が返礼率的にお得だと思います。
静岡県小山町は富士山の麓の街
世界遺産にも登録された富士山は、いまも昔も多くの人々を虜にしています。
そのため、富士山を近くで見ることができる地域に憧れのある方も多いのではないでしょうか。
そんな方々におすすめの場所が静岡県小山町。小山町は富士山の麓に位置する町のひとつです。
町の概要
小山町は、静岡県の北東部に位置する人口1万8000人ほどの町であり、山梨県と神奈川県との県境にも接しています。特に、山梨県との県境には富士山があるため、町内からその姿を間近に見ることができます。
この地域には多くの遺跡や古墳も残されています。
注目すべきは縄文時代の土器片が発見された沼子遺跡で、縄文時代から人々が暮らしていたことの証です。またこの地域は、奈良時代から平安時代にかけての交通の重要な中継地点でもあり、町内の遺跡からはさまざまな地域で作られた土器も発掘されています。
このように、古い歴史があることもこの地域の魅力です。
小山町は童話として今日も語り継がれている金太郎の発祥の地でもあります。この地域で語られていた伝説が昭和初期の時代に全国的に知られるようになり、今日まで語り継がれているのです。
産業としては、農業が盛んに行われてきました。このため、コメはもちろん、水掛菜やわさびといった農産物が作られており、地域の特産品ともなっています。
その一方で、明治以降には紡績会社の工場が建設され、発展を遂げたという歴史もあります。
自然の魅力
小山町には多くの山々があります。そのため、数多くの登山客が訪れる地域でもあります。
特に知られているのが、金太郎伝説の坂田金時が育った場所とも言われる金時山、静岡・山梨・神奈川の三県をまたぐ三国山、神奈川県との県境にある不老山などで、それぞれに多くの登山コースがあります。
そして欠かせないのが、富士山の存在です。
小山町には「須走ルート」とも呼ばれる富士山須走口登山道や富士山五合目までの道となるふじあざみラインがあり、毎年、富士山への登山客でにぎわいます。
また、須走地区には世界文化遺産に登録されている富士浅間神社もあり、富士山信仰の歴史を感じることができます。
小山町では桜も楽しめます。8千本もの桜が見られる冨士霊園は「日本さくら名所100選」に選ばれるなど、全国的にも有名な桜の名所です。満開時には10万人もの花見客が訪れます。
ふるさと納税への取り組み
以上のように、小山町は歴史と自然が魅力的な町です。こうした魅力が伝わった結果、近年、全国からのふるさと納税が活発に行われています。平成29年には27億円の寄附金が集まるなど、その額は年々増加しています。
この寄附金は、まちづくり、教育、文化財の保存の3つの事業に使われます。寄附をする際、この3つから使い道を指定することもできるほか、市長にお任せすることも可能です。
小山町にふるさと納税を行うと、豪華な返礼品を受けることができます。小山町でとれたこしひかり、特産品であるわさびを使用したわさび漬、地元で育てられたフルーツトマトである金太郎トマトといった食品のほか、町内のカントリークラブの利用券なども取り扱っています。
以上、【ふるさと納税 アマゾンギフト券が返礼品】富士山の麓 | 静岡県小山町という話題でした。
返礼品合戦も下火になってきたふるさと納税。しかし、まだ探せばお得な返礼品があります。
仕組み的には損をすることはないので、アウトドアグッズやキャンプ場券などをもらいましょう。わかりやすく分類してあります。