パタゴニア フーディニジャケット

超軽量ウィンドシェルでは一番人気のパタゴニア(patagonia)/Houdini Jacket(フーディニ ジャケット)。「私の山道具」という本の中で半数以上の方がフーディニジャケットをお気に入りとしていて、さらに毎年買い足していくと。あんなぺらぺらなものに一万円以上出して、さらに買い足していくなんて「そんなにいいものなのかな〜」と思ってました。

小さく軽い肌寒いときは着るだけで暖かい。一生使い続けたいもののひとつ。毎年マイナーチェンジするので、欲しい色や形が出たら即買い。

防風性、撥水性、収納性などの性能がほどよく付加されていて、絶妙な使い勝手のよさになっています。まず一枚ウィンドシェルが欲しいならばおすすめできるアイテム。定番になるのもわかります。

この記事では、購入する際のネックとなる「ウィメンズ・メンズ別サイズ感」や「防水性や防風性などの性能」「収納の仕方や洗濯の仕方などのメンテナンス」についてご紹介しています。また、フーディニジャケット2019年カラーとフーディニジャケットに近い商品として「フーディニ・エア・ジャケット」が発売されましたので画像を掲載しています。

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フーディニジャケットのサイズ感・ぴったりサイズの選び方

フーディニジャケットはサイズ感が難しいアイテムです。

基本的にスリムフィットなので、パタゴニアの商品の中でもちょっと小さめ。

サイズ感を掴むのに一番おすすめの方法は、公式サイトの「私のサイズは?」というフィットファインダーを使うことです。

身長や体重、体格を記入すると、今までに購入した方のデータから、自分に合っていそうなサイズを提案してくれます。

「シンチラ・スナップT・パンツ」

パタゴニア公式サイトでレディース・フーディニ・ジャケットのサイズをチェック

パタゴニア公式サイトでメンズ・フーディニ・ジャケットのサイズをチェック

ここからは実際にフーディニジャケットを使っている方の口コミをご紹介していきます。日本のパタゴニア公式サイトだとウィメンズのレビューが少ないのですが、海外サイトだとたくさん見つかります。ケンダル・ジェンナーが普段からパタゴニアを愛用しているので、女性に人気なのでしょうかね。

[st-kaiwa-migi]パタゴニア公式サイトや海外のサイト(REIBackcountry.com)から「サイズ感」に関する口コミを集めました。フィット感が大事なアイテムなのでぴったりサイズを見つけて下さいね。[/st-kaiwa-migi]

レディースのサイズ感まとめ

  • 155cm・46kgでXSサイズ
  • 158cm・47kgでXSサイズ
  • 157cm・48kgでXSサイズ
  • 160cm・52kgでSサイズ
  • 167cm・61kgでSサイズ
  • 165cm・54kgでSサイズ
  • 160cm・48kgでSサイズ
  • 163cm・50KgでMサイズ
  • 160cm・56KgでMサイズ
  • 172cm・68KgでMサイズ
  • 162cm・59KgでMサイズ
  • 165cm・61KgでMサイズ

メンズのサイズ感まとめ

  • 163cm・54kgでSサイズ
  • 172cm・57kgでSサイズ
  • 175cm・65kgでSサイズ
  • 180cm・63kgでSサイズでちょっときつい
  • 179cm・66kgでSサイズがきつかった
  • 164cm・72kgでMサイズ
  • 172cm・63.5kgでMサイズ
  • 170cm・80kgでMサイズ
  • 177cm・61kgでMサイズ
  • 170cm・86kgでLサイズ

フーディニジャケットの口コミ

海外のサイト(REIBackcountry.com)から「メリット・デメリット」に関する口コミを集めました。ちょっとずつ増やしていきます。

日本語だとレディースの口コミやレビューが少ないのですが、Backcountryだとたくさんあります。英語ですがよかったら読んでみて下さい。

  • わたしは女性ですが、メンズを購入。レディースだと絞れているので走るときにお腹周りが窮屈
  • このジャケットは信じられないほど軽量で収納可能ですが、通気性のあるウインドブレーカーとして、また雨から中程度の雨の中ではレインジャケットとして見事に機能します
  • 防風性はとても高い、質のよいミッドレイヤー、ベースレイヤーと組み合わせると、さらに効果的
  • 耐水性がもう少し高いといいが、そうなるとほかのシェルを選んだほうがよいだろう
  • トレイルランニング、スキーツーリング、MTBをしますが、大雪が降っているとき以外はフーディニジャケットを選びます
  • 非常に軽量で収納可能、天候が不安なとき、フーディニジャケットを必ずもっていきます
  • 冷たい風と中程度の活動に最適なウインドブレーカー
  • フーディニジャケットの最高の利点は使わないときにコンパクトなこと
  • その名の通りマジックのような奇跡的に小さくなります(ハリー・フーディーニという天才マジシャンがいました)
  • 風を避ける、強い太陽光を避けるのにも最適
  • 運動量が高いときは蒸れる
  • 胸ポケットしかないのが少し不便
  • とにかく多目的。ハイキングから空調の冷えた映画館まで
  • レインウェアを探しているのなら最善ではないが、小雨や風を防ぎたいならおすすめできる

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フーディニジャケット 写真レビュー

パタゴニア_フーディニジャケット

パタゴニア_フーディニジャケット
唯一のポケットであるチェストポケット。収納袋にもなります。
パタゴニア_フーディニジャケット
光にかざすと透けるほど薄い。
パタゴニア_フーディニジャケット
袖口はゴムになっています。腕まくりできて使い勝手が良い。
パタゴニア_フーディニジャケット
ウエストを絞るドローコード。風が強くてもばたつきません。
パタゴニア_フーディニジャケット
フロントジッパー。細引きがついているので手袋をしていても操作しやすい。
パタゴニア_フーディニジャケット
フード。
パタゴニア_フーディニジャケット
フードのドローコード
パタゴニア_フーディニジャケット
背中のパタゴニアマーク。暗闇で反射します。

フーディニジャケットの収納サイズ

フーディニジャケットの収納サイズ
左から【2015年バージョンLサイズ】【2017年バージョンMサイズ】【スマホ】

【防水性】小雨の中、10分ほど走ってもしっかり雨をはじいています

フーディニジャケット防水性

ちょっとわかりにくいですが水滴がついています。

小雨であれば、しっかりはじいて、生地に浸透しませんでした。

完全防水ではありませんが、耐水性はある程度高いと思います。

DWR(耐久性撥水)加工されているので水滴がころころと生地から落ちていきます。

DWR(耐久性撥水)加工はレインウェアの表面についた水分を水滴にして分散させる化学構造で、表面の飽和状態を防ぐ
参考私たちのDWR加工の問題点(パタゴニア公式ブログ)

フーディニジャケットは撥水性のあるナイロン素材で小雨なら弾きます。

また、レインウェアのような止水処理がされていないので防水性はあまりありません。

しかし、パタゴニア独自のDWR加工は撥水性能がかなり高いようです。

OutdoorGearLabによると、「フーディニジャケットに採用されたDWRコーティングが、アルパインフーディニジャケットの2.5層のと同じくらい効果的であることを発見してショックを受けました」とのこと。

While the methods the two jackets use to protect from the rain is completely different, we were shocked to find that the DWR coating employed on the Houdini was just as effective as the 2.5-layer waterproof/breathable membrane of the Alpine Houdini.

Patagonia Houdini Review

防水性の高いレインウェアが欲しいならば、「ストレッチ・レインシャドー・ジャケット」や「クラウド・リッジ・ジャケット」がおすすめ。

お手入れ、洗濯方法

DWR(耐久性撥水)加工の効果が落ちてきたら、撥水加工を補充する必要があります。

少なくともシーズンに一回、汚れを落とすと長持ちします。

パタゴニアが推奨している撥水剤はグランジャーズ。

フーディニジャケットの競合商品

ウィンドシェルは、各アウトドアブランドがしのぎを削るカテゴリーです。

ノースフェイスやアークテリクス、モンベルなどの大手がさまざまなウィンドシェルを販売しています。

「本当にフーディニジャケットが自分にぴったりなのか」と比較する際の対抗商品をいくつかご紹介。

実際に所有しているアイテムで比較をしてみます。

  • ノースフェイス スワローテイルフーディ
  • アークテリクス スコーミッシュフーディ
  • モンベル UL.ストレッチウインドーパーカ

防水性(高い順)

  1. フーディニジャケット
  2. UL.ストレッチウインドーパーカ
  3. スコーミッシュフーディ
  4. スワローテイルフーディ

透湿性(高い順)

  1. スワローテイルフーディ
  2. スコーミッシュフーディ
  3. フーディニジャケット
  4. UL.ストレッチウインドーパーカ

防風性(高い順)

  1. フーディニジャケット
  2. UL.ストレッチウインドーパーカ
  3. スコーミッシュフーディ
  4. スワローテイルフーディ

伸縮性(伸びる順)

  1. UL.ストレッチウインドーパーカ
  2. スコーミッシュフーディ
  3. スワローテイルフーディ
  4. フーディニジャケット

価格(高い順)

  1. スコーミッシュフーディ
  2. スワローテイルフーディ
  3. フーディニジャケット
  4. UL.ストレッチウインドーパーカ

【比較ランキング】 おすすめウィンドシェルまとめ」という記事でもう少しウインドシェルの詳しい比較をしています。

「フーディニ ジャケット」の販売店

2018年11月から楽天やヤフーショッピングなどのインターネットショッピングモールでは、パタゴニア製品を買えなくなりました。

米国のパタゴニア本社を含む他国のパタゴニアでは、既にインターネットショッピングモールにおける販売を終了していて、日本でもその流れをくむ形です。

主なウェブ購入の販売サイトは、「パタゴニア公式サイト」「好日山荘」「ナチュラム」。
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2019年シーズンのフーディニジャケット

毎年、カラーが変わっていくのがフーディニジャケットの良さ。

2019年バージョンから素材が「1.2オンス・リップストップ・リサイクル・ナイロン」になっています。

2018年バージョンまでは、「1.2オンス・15デニール・リップストップ・ナイロン」でした。

[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ iconsize=”100″]「1.2オンス・15デニール・リップストップ・ナイロン」→「1.2オンス・リップストップ・リサイクル・ナイロン」[/st-cmemo]

より環境負荷が少ないアイテムになったようですね。

実物を見てみないとわかりませんが、素材感の変化が気になります。重量的には少しだけ(Mサイズで102gから105gへ)重くなっています。

メンズの新色ではブルーのカモ柄が良さそう。

レディースでは「Star Pinkが欲しい」と家族が言っていますね。女性はピンクや紫が好きなのかな。

フーディニジャケットの系統では、「アルパインフーディニジャケット」がカタログ落ちのようです。かわりに「フーディニ・エア・ジャケット」という新商品が出ました。

「フーディニとエアシェッドの中間に位置するジャケット」ということなので、フーディニジャケットよりもソフトシェルに近いアイテムのようです。

パタゴニア公式サイト メンズ・エアシェッド・プルオーバー

「エアシェッド・プルオーバーにフードがあればなぁ」なんて考えていた方にはぴったりかもしれませんね。フード付きで116g。フーディニジャケットより通気性・透湿性・伸縮性に優れたもののようです。

レディースはきれいなカラー。くすんだ感じが素敵ですね。

メンズは昔レインシャドージャケットにあったようなカラー。

フーディニジャケット購入記

【2015/1】一着目

軽井沢アウトレットのOSHMAN’Sで購入。アウトレット価格でした。軽井沢アウトレットのOSHMAN’Sは2019年に閉店しました。

詳しくは「【アウトレット】アウトドアブランドが豊富 軽井沢・プリンスショッピングプラザ」。

ブラックのLサイズ。R2ジャケットの上に着たいと思い、気持ち大きめを購入。174cm・74kgでLサイズだと厚めのフリースの上に着るにはちょうどサイズ。Tシャツの上からだと、かなり大きい。

【2017/9】二着目

パタゴニア フーディニジャケット Nouveau Green
「私の山道具」に書いてあったように二着目を買いました。今回は、好きなカラーが出ていたことと、なんとなく生地感が変わっていたので。カラーは、Nouveau Green。2017年春夏モデル。くすんだ感じのグリーンとはっきりしたイエローが気に入りました。

いつも鞄に 街や山のカーディガン

「ちょっと寒いな」「急に小雨が降ってきた、風が出てきた」

そんなときに持っていると助かるのがポケッタブルのウィンドシェル。着ていることを忘れてしまうくらい軽い。どんなファッションにも合うフーディニジャケット。

試してみて欲しいパタゴニアの名品です。

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以上、パタゴニアのウインドシェル「フーディニ ジャケット(Houdini Jacket)」の特徴や写真をブログレビューという話題でした。

ナイロンではなく、コットンの羽織ものをお探しの方は、「メープル・グローブ・スナップT・プルオーバー | パタゴニア」がおすすめです。新たな定番になりそうなコットンアノラックパーカー。

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