車中泊を年間50日くらいしています。その経験の中で、最も必須の車中泊グッズは窓の目隠し(マルチシェード)です。
この窓を隠すシェードがあるだけで車中泊生活は一変します。
車中泊の困りごと
トラブルに遭わないように防犯したい(特に女性)
寒さ対策・暑さ対策をしたい
「しっかり睡眠できるようになる」「リスクを少しでも回避できる」「断熱して快適に」といったメリットがマルチシェードにはあります。
一見、高く感じますが、じつはコストパフォーマンス抜群のマルチシェードをご紹介!本当に買って満足しているので、うまく説明できるように頑張りたいと思います。
「買うのではなくて自分で目隠しを作りたいんだ!」という方は、「【車中泊】簡単!目隠し(シェード)を銀マットで自作 格安2000円」という記事を書きましたので参考にして下さい。
アイズアールブイ・楽天市場で製造販売しているマルチシェードのご紹介です。
窓の目隠し(マルチシェード)の選び方
マルチシェードの選び方で重要な点は3つ。
外からの視線をさえぎる(防犯・プライバシー)
外からの暑さ・寒さをさえぎる(断熱)
長持ちする・頑丈である(コストパフォーマンス)
以前乗っていたモビリオスパイク。車中泊にとても適した車でした。このモビリオスパイクの時は、銀マットを窓の形にくりぬいて自作シェードを使っていました。1000円で作れるので安上がり。
しかし、不器用なもので、ちょっとしたすき間が出来たり、長く使っているとはじっこからぼろぼろになっていきます。ちいさなことなのですが、わりとストレスになっていました。
3万キロ走ったところで、自作シェードは断念しました。ちょっとしたすき間が気になると寝られなくなるんですよね。そこで楽天を調べていて見つけたのが、浜松市にあるaizuという会社のマルチシェードです。
車種ごとに開発から生産まで自社で行なっている会社です。こんな面倒なことをしていて儲かるのか疑問ですがこだわりを感じます。
この会社のマルチシェードは、「断熱・防犯・長持ち」の条件をしっかりクリア。モビリオスパイクの時は、13万キロ・5年間使い、まだまだ現役で使えそうなのでヤフオクでお譲りしました。
マルチシェード 写真レビュー 遮光具合のチェック
いま使っているマルチシェードはリア用セット5枚です。後部座席の窓(2枚)、荷台の小さい窓(2枚)、リアウインドー。
お昼頃の明るい時間帯に写真を撮ってみました。光の漏れ具合がわかりやすいと思います。
夜はほとんど光が入ってくることはないです。道の駅でもサービスエリアでも電灯が太陽ほど明るくないですから。
リアウインドウ。窓の面積が大きいので、しっかり断熱すると、寒さにも暑さにも良い対策になります。
後部座席の後ろの荷台部分の小窓。しっかり窓にくっついているので、サコッシュや手袋などの小物をひっかけることができます。
後部座席の窓。上二つ、下二つの吸盤で固定されています。上二つの吸盤だけ使用すれば、窓の開け閉めも可能です。
夏場は特にですが、後部座席に乗っている人は日差しが遮られて快適のようです。うちの場合はわんこです。ペットと車中泊に行く方は恩恵が大きいと思いますよ。
車の外から見た様子です。わりとかっこよく見えませんか?
アイズのマルチシェードのデメリット
デメリットは2つ。
「値段が高いこと」と「収納時にかさばること」です。
まずは値段から。フィットシャトルの場合、「フロント5枚セット」と「リア5枚セット」で一台丸ごと窓が隠せます。
「フロント5枚セット」が12,960円、「リア5枚セット」が17,280円。合計で3万円になります。
デリカD:5でも同じくらいの値段です。車種が変わってもだいたいこのくらいの値段帯。
うちの場合は、リアだけ購入し、運転席と後部座席の間はカーテンをしています。運転席の窓は何もしません。全然外が見えないのもなんとなく恐いんですよね。カーテンをめくれば外の様子がわかるほうが安全に感じます。「リア5枚セット」を17,280円で購入して完了。
追記:運転席の窓用目隠しを自作しました。「【車中泊】簡単!目隠し(シェード)を銀マットで自作 格安2000円」で作り方を解説しています。
つぎは、収納時のかさばり具合に関して。
大きさを把握しやすいようにBoxティッシュと比較。リアウインドーだけでこの量です。後部座席などは一年中付けっぱなし。銀マットで自作すると、もっとかさばりますけどね。
ルーフボックスなどに放り込める方にとってはたいしたことがないかもしれません。
デメリットといっても、「この程度しかない」です。デメリットではないですが、熟睡しすぎて寝坊したことが数回あります。狭い空間で真っ暗だとありえないほど深い睡眠ができるみたいです。
マルチシェードの口コミやレビューは、車種別リストでご覧ください。
買うならシーズンオフに
窓のシェードが最も必要となるのは、ゴールデンウィークや夏休み。お盆休みに帰省する際に軽く車中泊したり。
7月くらいから車中泊グッズを探し始めても8月あたりになると品切れになっています。大量生産品ではないので、一度売り切れてしまうとシーズンオフまで手に入りません。また、冬場になると車中泊のハイシーズンなので品切れになりやすいです。
繁忙期をはずして購入すると確実に手に入れることができます。車中泊に人気の車種だと売り切れやすいので余裕を持って探してみて下さいね。
レビュー
アイズアールブイは、マルチシェードだけでなく、ウインドーバグネット(網戸)もほぼ全車種製造販売しています。開発から生産、出荷まで自社で行なうというこだわりのある会社です。
以上、【車中泊】寒さ・暑さ対策、トラブル回避に 窓の目隠しマルチシェードという話題でした。
追記:フロント用に自作のシェードを作りました。「コストをかけずに目隠しが欲しい」という方はご覧ください。15分・2000円で簡単お手軽ですよ。
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【車中泊】簡単!目隠し(シェード)を銀マットで自作 格安2000円
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