【車中泊】ドライヤーも余裕で使えるポータブル電源 EFDELTA(イーエフデルタ)

ポータブル電源で当たり前にドライヤーが使える時代になりつつあります。2019年10月には、定格出力1000Wの「suaoki G1000」が発売開始。そして、2020年1月に、「EcoFlow社」が出力1600W、容量1260Whのポータブル電源「EFDELTA(イーエフデルタ)」を発売します。

2020年1月の一般発売に先駆けて、2019年11月15日からクラウドファウンディング「Makuake(マクアケ)」にて先行販売を開始。

テスラにも充電できる!超大容量・急速充電、次世代ポータブル電源「EFDELTA」(マクアケ)

[st-kaiwa-migi]この記事では、大容量ポータブル電源として人気のある「suaoki G1000」「suaoki G1200」と「EFDELTA(イーエフデルタ)」を比較します[/st-kaiwa-migi]

【2020年06月04日発売】 エコフロー EFDELTA1300-JP

「EFDELTA(イーエフデルタ)」とは

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※↑クリックするとYouTubeに移動します

EcoFlow公式サイトを参考に記述します。公式サイトは英語なので意訳したものです。
[st-mybox title=”デルタの特徴” fontawesome=”fa fa-commenting-o” color=”#649f44″ bordercolor=”#649f44″ bgcolor=”#fff” borderwidth=”1″ borderradius=”5″ titleweight=””]

  1. 独自開発のX-Stream充電技術を搭載し、一般的なポータブル電源で数時間以上かかる再充電時間を、0から80%までの充電で約1時間、フル充電でも2時間以下を実現。
  2. 出力方法はAC電源(6つ)、USB(4つ)、USB-C(2つ)、シガーソケットなど、様々な出力方式に対応。
  3. 出力1600W(サージ3100W)の大出力でEVにも充電可能。電子レンジや炊飯器、ドライヤーなどの消費電力の大きな家電製品に使える。
  4. 異常な大出力が発生した場合は、ブレーカーシステムがAC・DC出力をそれぞれ独立して給電をカット。正常動作している他の接続デバイスには電力供給を継続。
  5. 独自開発のBMS(バッテリーマネージングシステム)により、1年間保管してもロス放電は数%。
  6. 本体をコンセントに接続したままで電力出力が可能(パススルー)、普段からデバイスの充電ステーションとして活用可能。つまり無停電電源装置(UPS)機能。
  7. 本体への給電が止まると20ms(ミリセカンド)でバッテリーからの電力共有に切替るので無停電電源装置(UPS)として使える。
  8. 電気自動車の緊急バックアップ電源として使用可能、フル充電で最大約12km走行可能

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特に8番の「電気自動車の緊急バックアップ電源として使用可能、フル充電で最大約12km走行可能」はすごい機能ですね。ここにソーラーパネルをプラスすれば、停電などの災害対策に最強の組み合わせになりそう。

参照元:https://ecoflow.com/products/ecoflow-delta-1300wh

EF ECOFLOWという会社について

2017年創立のEF ECOFLOWはカリフォルニア州サンフランシスコと中国の深センにオフィスを構えています。

「EcoFlowの使命は、新しいテクノロジーを活用して包摂を促進し、電力不足が経済成長と発展を阻害する世界の地域の生活水準の向上を支援すること」とのこと。詳しくは以下の公式サイトに記載されています。

EcoFlow 公式サイト(英語)

海外でもさまざまなショップで売られていて、高評価を得ています。日本に入ってきたのは2019年になってからですが、海外では2017年から「River370」を販売していて、高い評価を得て信頼されるブランドです。

Survival Gear Systems.

Amazon.us

2019年5月9日にはシリーズA+で数千万元(数億円)を調達。累計調達額は約1億元(約15億円)。シリーズAなので、「顧客が増え始める成長ステージにいる」と捉えられています。EcoFlow社は将来を有望視されているベンチャー企業です。

[st-mybox title=”日本支店情報” fontawesome=”” color=”#649f44″ bordercolor=”#649f44″ bgcolor=”#fff” borderwidth=”1″ borderradius=”5″ titleweight=””]

所在地:東京都港区赤坂2-23-1 アークヒルズフロントタワーInControl内
代表者:王 雷
電話:03-6823-1800
営業時間:10:00~17:00(土・日・祝 休業)
Email:support.jp@ecoflow.com[/st-mybox]

「suaoki G1000」「suaoki G1200」「EFDELTA(イーエフデルタ)」を比較

大容量ポータブル電源の人気機種と「EFDELTA(イーエフデルタ)」のスペックを比較してみます。

[st-mybox title=”大容量ポータブル電源3種” fontawesome=”” color=”#649f44″ bordercolor=”#649f44″ bgcolor=”#fff” borderwidth=”1″ borderradius=”5″ titleweight=””]

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アイテム名1.価格2.容量3.定格出力4.最大出力5.重量6.費用対容量
G1000179,880円1182Wh1000W2000W23kg152.1円
G1200169,880円1200Wh1000W2000W12.6kg141.5円
EFDELTA159,500円1260Wh1600W3100W13.6kg129.6円

※スマホの方は右に表が動かせます

1.価格

価格では、「EFDELTA」が予想価格159,500円ということで最安になりそうです。しかし、「suaoki G1000」、「suaoki G1200」ともにセールになりやすいので、セール時はsuaokiですね。

ちなみに2019年11月現在の過去最安値は、「suaoki G1000」が152,898円、「suaoki G1200」が127,410円です。

クラウドファンディングMakuakeでは11/17現在、127,600円で購入可能。基本的にECOFLOWはなかなか大胆なセールは行なわないメーカーです。「River370」は、現在行なわれているセールが過去最安値で22%オフ。




2.容量

容量はほぼ同じ。1000Wh以上のポータブル電源もこの3つくらいしかありません。

3.定格出力 4.最大出力

見るべきは定格出力です。最大出力はサージ出力なので、大電流に数秒間だけ耐えられるという指標になります。

suaokiの2種は1000W、「EFDELTA(イーエフデルタ)」は1600Wなので圧勝ですね。家庭用ドライヤーがだいたい1200W必要。suaokiだと少し物足りないですね。ドライヤーの最大風量・熱量を使わなければ、suaokiでも十分使えます。

5.重量

suaoki G1000」は23kg。「suaoki G1200」、「EFDELTA(イーエフデルタ)」が13kgくらい。

suaoki G1000」は設計思想が「無停電電源装置(UPS)」メインだと思うので、重くても仕方ないですね。そのかわり、リン酸鉄リチウム電池を使用していて、最大10年間という長寿命なポータブル電源。

わんちゃんなどを飼育していて、雷が来そうな日にコンセントとクーラーの間に「suaoki G1000」を挟んで使う。そうすると、雷で停電になってもクーラーの電源が切れずに、わんちゃんも熱中症にならずに済みます。

医療用機器やサーバー、熱帯魚の水槽など電気が切れては困るものに、「無停電電源装置(UPS)」のポータブル電源を使います。

「EFDELTA(イーエフデルタ)」は、家の中で動かしたり、車に載せたりするときにしか持ち上げないので13kgあっても大丈夫そうですね。13kgというと、だいたい2歳児くらいかな。

6.費用対容量

費用対容量は、「1Whあたり単価」を計算(価格÷容量)したものです。付加機能を無視して容量のコスパだけなので、比較指標としては不完全ですが目安として使いました。

「EFDELTA(イーエフデルタ)」が最安ですが、suaoki2種とも大差はありません。

「EFDELTA(イーエフデルタ)」は安全性もコスパも備えたスーパー大容量ポータブル電源

クラウドファンディングも始まっていないので海外からの情報だけなのではっきりしたことはいえませんが、市販では最強のポータブル電源になりそうです。エコフロー社も開発力を備えたメーカーなので今後が楽しみです。続報が出次第、追記していきます。

【2020年06月04日発売】 エコフロー EFDELTA1300-JP
【2020年06月04日発売】 エコフロー EFSOLAR110N 110Wソーラーチャージャー
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以上、【車中泊】ドライヤーも余裕で使えるポータブル電源 EFDELTA(イーエフデルタ)という話題でした。

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