ナノエアシリーズの登場でちょっと影の薄くなったナノパフシリーズ。化繊のベストは20年以上愛用しているパフボールベスト。さずがにくたびれてきたのでナノパフベストを購入しました。主な用途は、職場でYシャツの上に羽織ること、ランニングの走り始めに着用すること、車中泊のパジャマです。
「ダウン or 化繊」で悩み、「ジャケット or ベスト or プルオーバー」で悩み、カラー・サイズで悩み、ブランド・アイテムで悩み。
選ぶ商品が多すぎて本当に迷いました。結局2ヶ月くらい悩んだ末にナノパフベストに決定。
日常的に使うものなので、手入れが簡単で、着こなしやすく、耐久性のあるものを選びました。使い始めて二週間ほどですがとても満足しています。やっぱり定番になるには理由があるんですね。
ナノパフシリーズ〜フーディ・ジャケット・プルオーバー・ベスト・パンツ
他社の競合アイテムと比較した上で、パタゴニアのナノパフシリーズを選びました。選んだ理由に関しては「ナノパフベストのメリット・デメリット」で書きたいと思います。
ここでは、ナノパフシリーズをご紹介。それぞれのタイプに向き不向きがありますね。
どのアイテムも、シェルと裏地にはリサイクル・ポリエステル100%。インサレーションは60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコが使われています。
ナノ・パフ・フーディ
ナノ・パフ・フーディ(重さ363g)・・・スノーボードや雪山などフードにダウンが欲しい場面で最適。街着としてもシルエットがいいので使えますね。
ナノ・パフ・ジャケット
ナノ・パフ・ジャケット(重さ337g)・・・ぴったりめにインナーに着るのが最適。もちろんアウターにも。シリーズの中では一番使い勝手が良いと思います。
ナノ・パフ・プルオーバー
ナノ・パフ・プルオーバー(重さ286g)・・・フードなしタイプのプルオーバー。ジッパーが少ない分軽量。脱いだり着たりせず、換気で十分な場面では最適。ポケットは胸部分だけのシンプル構造。
ナノ・パフ・ベスト
ナノ・パフ・ベスト(重さ227g)・・・かさばらないので重ね着に最適。腕も動かしやすい。季節を問わず、活躍する場面が多い。フーディニジャケットなみにあると便利な一枚。
ナノ・パフ・パンツ
ナノ・パフ・パンツ(重さ331g)・・・インナーでもアウターでもいける万能パンツ。寒冷地では街着にしている人もいますね。
ナノパフベストのサイズ感
パタゴニア製品は通常Mサイズを選んでいます。このナノパフベストもMサイズを選びました。
私の身体サイズ:胸囲105cm、腹囲78cm、肩幅48cm、175cm/75kg ユニクロはLサイズ
主にYシャツ、R1ジャケット・プルオーバーの上から着ることを想定しています。R1ジャケットもR1プルオーバーもMサイズ。パタゴニアの規格で言うとレギュラーフィットなので、同じMサイズでも重ね着しやすいです。

肩周りはゴムになっているので、よっぽど腕が太くない限りきついことはないと思います。
胴回りがゆったりしています。しっかりドローコードで絞れるのでばたつくことはありません。
暖かい、というよりは寒くない
「暖かいか?」といわれると「暖かいですよ!」とは言いがたい感じです。「寒い?」と聞かれれば「寒くないよ!」と答えると思います。
今日の長野県は日中10℃ありました。風は凧揚げできるくらいには吹いてる感じ。メリノウールのTシャツ+ワイシャツ+ナノパフベストで快適でした。防風性・保温性が高いので身体が冷えにくいですね。ナノパフベスト自体で暖かいわけではなく、身体を動かして暖まったのを持続する力は強い。
表地はDWR(耐久性撥水)加工済みのリップストップ・リサイクル・ポリエステル。防風性・耐水性に長けています。生地が柔らかく着心地は良いですね。
中の化繊ダウンも水に濡れても性能を維持するので、雨の時は大活躍。
「大丈夫なのかな?ほんとにダウン入っているのかな?」と思うくらい薄いです。不思議と寒くない。プリマロフト・ゴールドという化繊ダウンの性能は素晴らしいのでしょうね。
通勤、旅行、トレラン、テント泊、万能な使い道
内側に胸ポケットがあります。ここが収納袋を兼ねています。
収納袋に入れてみました。一般的なスマホと比較してみると、大きさがわかりやすいでしょうか。袋はゆるゆるなので、きっちり圧縮するとさらに小さくなります。
この大きさですと、通勤かばんに忍ばせたり、冬場の旅行の時に保険として持っていくのもありですね。トレランやランニングの走り始めに着用して、身体が温まったらウエストポーチに入れても邪魔ではありません。
ナノパフベストの重量はMサイズで221g。負担になるほどの重さではないですね。アークテリクスのCerium SL Vestが115g。軽さを追求するならば天然のダウンを選ぶべきですね。
【レビュー】アークテリクス/ARC’TERYX CERIUM VEST
ナノパフのメリットとデメリット
ナノパフシリーズすべてに言えますが、最大のメリットは扱いやすさです。
天然ダウンと違い、洗濯機で簡単に洗うことができます。忙しい日々で手入れが簡単というのは、それだけでメリットとなると思います。忙しく、疲れている時に手洗いとかしたくないですよね。
デメリットに感じる方もいるかもしれませんが、「暑くなりすぎない」のもメリットだと思います。
ナノパフ一枚で真冬を越そう、というのは難しい。「ナノパフ+何か」となると暑くなりすぎない、というのが効いてくるはず。

アクティブに過ごすならば、「R1プルオーバー+ナノパフベスト+フーディニジャケット」で真冬も乗り切れそうです。全部Mサイズでも重ね着ができます。
カラーが豊富なのもメリットですね。私は仕事で使う予定があったのでブラックにしましたが、登山用に明るい色をもう一着買いたいと思いました。Smolder Blue とか渋くていいな。
パタゴニア公式サイト メンズ・ナノ・パフ・ベスト クライミング Smolder Blue
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・洗い方が簡単、手入れが楽
・重ね着など使い勝手がいい
・カラーが豊富
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ナノパフの数少ないデメリットは、縫い目、キルトステッチの糸がほつれやすいです。
糸が太いのでしょうか。原因はわからないのですが二カ所ほど糸がほつれています。パタゴニア公式サイトのレビューにもほつれている方がいたので、製品自体の問題のようです。糸が切れたり、化繊ダウンが出てくることはないのであまり気にしていません。
天然ダウンを選んでも毛抜けがありますから、どんな製品にもこれくらいのデメリットはありますね。
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・糸の縫い目がほつれる
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パタゴニアの名品 ナノパフベストは誰にでもおすすめできます
アウトドアやキャンプをがっつりやる方からインドアの方まで誰にでもおすすめできる化繊ダウンベストです。
暑い季節以外は出番があるといっても大げさではないです。すごく暖かいダウンだと冬しか使えませんが、ほどよい保温力のナノパフだと使い方次第でスリーシーズン使えます。
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パタゴニア公式サイト メンズ・ナノ・パフ・フーディ
パタゴニア公式サイト メンズ・ナノ・パフ・パンツ
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以上、暖かいというより寒くない ナノ・パフ・ベスト/パタゴニアという話題でした。
「ナノ・パフもいいけど、ほかの化繊ダウンも調べてみたいな」という方は、「【アウトドアブランド】洗濯が簡単、暖かいおすすめダウンジャケットまとめ」をよろしければ参考にして下さい。
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