おすすめウィンドシェルまとめ

春から秋まで確実に3シーズン使い倒せるウィンドシェル。

「ウインドシェル」といってもナイロン素材のものからソフトシェルのものまで幅が広いです。定義があいまいなのでしょうね。

人それぞれ、ウインドシェルに求めているメリットは異なると思います。ウィンドシェルは、メリットに振り切ったアイテムが多いので、「デメリットを許容できるか」で選ぶほうが失敗が減るでしょう。

ウインドシェル選びのポイントは「トレイルランニング・近場の軽登山・ノルディックウォーキング・車中泊・街着」といった用途を重視しています。

同じような点を重視している方には少しは参考になるかな。

[st-mybox title=”ウインドシェル選びのポイント” fontawesome=”fa fa-commenting-o” color=”#649f44″ bordercolor=”#649f44″ bgcolor=”#fff” borderwidth=”1″ borderradius=”5″ titleweight=””]

  • 軽くて・コンパクト・丈夫・長年使えること
  • 透湿性が高い、蒸れない、脱ぎ着しないで済む
  • 肌触りがいい、汗をかいても肌にはりつかない
  • ポケッタブルになる、走っている途中に脱いでも荷物にならない
  • ある程度の耐水性

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総合的におすすめできるのは3つ。

  1. とにかく風を防ぎたいならフーディニジャケット
  2. シルエットが綺麗で、さらっとした着心地が欲しい方はスコーミッシュフーディ
  3. かっこよくて透湿性が高いのならスワローテイルベントフーディ

目次をクリックすると各アイテムに移動できます

フーディニジャケット(パタゴニア)

パタゴニア フーディニジャケット

ウィンドシェルカテゴリーでは一番人気のパタゴニア フーディニジャケット。

とても良いアイテムです。しかし、サイズ感が難しいのでパタゴニア直営店などで試着するのがおすすめ。ぴったりサイズを選ぶと最高の着心地です。

そうはいっても「なかなか試着できないよ」という方には、サイズ感をまとめましたので参考になさってください。

フーディニジャケットサイズ感(ウィメンズ)
フーディニジャケットサイズ感(メンズ)

ストレッチはあまりしませんが動きにくさは感じません。透湿性も低いかな。防風性は高いです。風が強い日にはウインドシェルの中で最強。

コンパクトになり、とにかく軽いのが特徴です。パタゴニアのアンダーウェアと組み合わせると機能を最大限発揮すると思います。

「まず一枚目のウインドシェル」として最適。価格が安く、シンプルなスタイル。

パックサイズも小さくDWRコーティングの防水性が思いのほか高い。行動量が大きい時は少し蒸れやすい。

ウインドシェルカテゴリーでは「最高の価値」と「最高のパフォーマンス」を誇るアイテム

フーディニジャケットは2019年バージョンから胸にあるブランドロゴが、プリントからワッペンに変更になりました。こちらの方がかっこいいですね!

2019年メンズ・フーディニ・ジャケット(Tasmanian Teal)

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【レビュー】パタゴニアのウインドシェル「フーディニ ジャケット」の特徴や写真をブログレビュー

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スワローテイルベントフーディ(ノースフェイス)

スワローテイルベントフーディ

ノースフェイスの「スワローテイルベントフーディ」は、「スワローテイルフーディ(楽天)」という定番ウィンドシェルに、さらにベント(換気機能)をプラスしたアイテム。要所にベンチレーションがあるので、走っていても熱が放出されます。

汗かきの方や夏場にもウインドシェルを必要としている方にはぴったり。

生地も表面は撥水。裏地は凹凸があり、汗をかいてもさらさらしています。

撥水性に関しては、「フーディニジャケット(1位)」と比べると劣ります。

生地自体がストレッチするのでカッティングの良さも相まって、とても身体が動かしやすいです。

【レビュー】TNFR スワローテイルベントフーディ/THE NORTH FACE

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ノディンジャケット・スコーミッシュフーディ(アークテリクス)

着心地重視の方にはアークテリクスのウィンドシェルが一番おすすめ。

「ノディンジャケット」と「スコーミッシュフーディ」。この二つの主な違いは「生地の厚さ」「ポケットの位置と数」「フィット感と想定される用途」の3つになります。

  • スコーミッシュフーディはTyono™ 30デニール、ノディンジャケットはTyono™ 20デニール。耐久性はスコーミッシュフーディの方が上
  • スコーミッシュフーディは胸ポケット一つ。ノディンジャケットはジッパー付きハンドポケット二つ
  • スコーミッシュフーディがレギュラーフィット(ゆるめ)、ノディンジャケットがトリムフィット(ぴったりめ)

ノディンジャケットはかさばりを抑えて、アウターとしてベースレイヤーと組み合わせる。またはインナーとしてミッドレイヤーに組み合わせるサイズとなっています。推奨されている用途はトレッキングです。素材をTyono™ 20デニールにして、ポケットをつけることによってライトな使い方に適したアイテムになっています。

それに対して、スコーミッシュフーディの主な用途は、ロッククライミング、トレッキングです。Tyono™ 30デニールでレギュラーフィット。ベースレイヤー、軽量フリース、ミッドレイヤーのスペースも確保。アウターとして使うことが想定されています。

どちらもシルエットがほかのアウトドアブランドよりきれいなので街着としてはNo.1です。

ARC’TERYX(アークテリクス) ノディン ジャケット

【レビュー】スコーミッシュと比較 ノディン ジャケット/アークテリクス(Nodin Jacket)

アークテリクス スコーミッシュフーディ
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【レビュー】スタイリッシュで着心地がいい スコーミッシュ フーディ/アークテリクス(Arc’teryx Squamish Hoody)

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アトムSLフーディ (アークテリクス)

アトムSLフーディ (アークテリクス)

アークテリクスの超軽量インシュレーションジャケット「アトムSLフーディ」。若干、化繊ダウンが封入されています。「ウインドシェルなのか?」といわれると悩むところなのですが、ウインドシェル的に使っているので取り上げました。

化繊ダウンが入っているとはいえ、本当に少しです。この少し入っていることによって、湿度や熱のコントロールがしやすくなっています。当然、風にも強くなります。脇がストレッチフリースになっているので伸縮性もあり、着心地抜群。

ちょっと寒い時期、梅雨や秋はアトムSLフーディを好んで使っています。

アークテリクス アトムSLフーディー
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超軽量 Atom SL Hoody(アトム SL フーディ)/アークテリクス

【レビューまとめ】アークテリクス アトム(AR,LT,SL) 用途別おすすめ

アークテリクス アトム(AR,LT,SL) サイズ感・レビュー・Q&Aまとめ

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UL.ストレッチウインドーパーカ(モンベル)

ぜひ、試着して頂きたいのですが、すごい伸縮性です。ソフトシェルのようなストレッチ、ウインドシェルの防風性。

「伸びるフーディニジャケット」という印象。そして安い!価格重視の方、身体への追従性を必要としている方におすすめ。

モンベルの方針なのか、楽天などのウェブショップで新品のモンベル製品が販売されなくなりました。

購入は直営店でどうぞ!中古であれば「楽天市場」で購入できます。

公式サイトで商品をチェックする方はこちらから

楽天市場で中古のストレッチ U.L.ストレッチウインド パーカを探す

【レビュー】ありえないほどストレッチ U.L.ストレッチウインド パーカ(モンベル)

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アルパインスタートフーディ (ブラックダイヤモンド)

ブラックダイヤモンドのアルパインスタートフーディはソフトシェルです。ウィンドシェルに含んでいいのか悩みました。

ショーラーという素材を使っていて、ストレッチと透湿性が優秀。とにかく着心地が良いです。

撥水性も高く、小雨であれば弾き飛ばします。重量的に重いですが、摩擦にも強く、頑丈。

走っていても、とても安心感のあるシェル。サイズ感はパタゴニアに近いです。

ブラックダイヤモンドのウインドシェルカテゴリーには、2019年春夏モデルとして発売された「ディスタンスウィンドシェル(公式サイト)」があります。

ブラックダイヤモンド アルパインスタートフーディ
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【レビュー】アルパインスタートフーディ/ブラックダイヤモンド(Alpine Start Hoody/Black Diamond)

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タントラムフーディ(アウトドアリサーチ)

タントラムフーディ

使用環境を「トレラン」だけに限れば、もっとも使っているタントラムフーディ。

収納袋に入れた状態で腰に巻けるようなギミックがあります。

タントラムフーディ

収納袋の中に、エナジージェルなども入れることができるのでウエストポーチが必要なくなります。ウエストベルト部分が重いので、とことん軽さを求める方にはおすすめではありません。

腰に巻けるので、身体が温まってきて、ウィンドシェルを脱いだあとに「タントラムフーディでよかった」と思うことがしばしばあります。

日本ではあまり売れ筋のウインドシェルではありませんが、海外ではフーディニジャケットと常に比較される定番アイテムです。

アウトドアリサーチ Tantrum II Hooded Jacket

【レビュー】タントラムフーディ/アウトドアリサーチ

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海外でのウインドシェルランキング5種

OutdoorGearLab」というサイトで「ウインドシェルランキング」のページがありましたので意訳します。

幅広くレビューや評価を集めた方が失敗のない買い物ができると思います。

[st-mybox title=”ウインドシェル5種” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#4d5aaf” bordercolor=”#4d5aaf” bgcolor=”#ebf6f7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

  • パタゴニア フーディニジャケット
  • ブラックダイヤモンド(BD) ディスタンスウィンドシェル
  • アウトドアリサーチ(OR) タントラムフーディ
  • ラブ バイタルウィンドシェルフーディー
  • アークテリクス スコーミッシュフーディ

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評価は10点満点。「合計点」は各項目に軽重をつけて出されています。「着心地」と「防風性」を同じ重要度で合計しても正しい評価になりませんからね。

項目の横にある数字がその割合です。パーセンテージが大きいものほどウインドシェルで重要とされている機能となります。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f1f8f7″ color=”#9d9287″ margin=”0 0 20px 0″]ウインドシェルランキング比較表[/st-minihukidashi]

※スマホの方、表は右に動きます

価格(税込)合計点防風性
(30%)
透湿性
(30%)
携帯性
(20%)
着心地
(10%)
撥水性
(10%)
フーディニ14,580円7988878
ディスタンス14,580円7788974
タントラム16,740円7277886
バイタル16,740円7095786
スコーミッシュ23,760円64585105

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f1f8f7″ color=”#9d9287″ margin=”0 0 20px 0″]ウインドシェルランキング比較表[/st-minihukidashi]
[st-mybox title=”1〜5位” fontawesome=”fa fa-star” color=”#649f44″ bordercolor=”#649f44″ bgcolor=”#fff” borderwidth=”1″ borderradius=”5″ titleweight=””]

  1. パタゴニア フーディニジャケット

    → 価格が安く、シンプルなスタイル。パックサイズも小さくDWRコーティングの防水性が思いのほか高い。行動量が大きい時は少し蒸れやすい。ウインドシェルカテゴリーでは「最高の価値」と「最高のパフォーマンス」を誇るアイテム

  2. ブラックダイヤモンド ディスタンスウィンドシェル

    → とにかく軽い。胸ポケットが大きい。新撥水加工GTIテクノロジーは防水性が低い。ファスト&ライトな登山・トレイルランニングに特化したウインドシェル

    (アマゾン | 楽天 | paypay で探す)

  3. アウトドアリサーチ タントラムフーディ

    → ストレッチ性・透湿性が高く快適。ハイアクティビティに適している

  4. ラブ バイタルウィンドシェルフーディ

    → 防風性が非常に高い。フードの出来があまり良くなく、透湿性が低い。ポケットが多く、大きいので便利
    (アマゾン | 楽天 | paypay で探す)

  5. アークテリクス スコーミッシュフーディ

    → 透湿性がとても高く、シルエットがスタイリッシュ。価格が高く、ハンドポケットがない。風、小雨、涼しい気候のときに真価を発揮するウインドシェル

[/st-mybox]

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まとめ:誰にでもおすすめできるウィンドシェルはこの3つ

防風性や透湿性、デザインなど人それぞれウインドシェルを選ぶ基準は様々。総合的におすすめできるのは3つ。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f1f8f7″ color=”#9d9287″ margin=”0 0 20px 0″]誰にでもおすすめできるウィンドシェルはこの3つ[/st-minihukidashi]

  1. とにかく風を防ぎたいならフーディニジャケット
  2. シルエットが綺麗で、さらっとした着心地が欲しい方はスコーミッシュフーディ
  3. かっこよくて透湿性が高いのならスワローテイルベントフーディ

どれを選んでも鉄板です。各ブランドのアイコンになる名品なのでサイズ感に失敗がなければ、気に入って頂けると思います。

ここまで読んでみたけど「ウインドシェルじゃなくてゴアテックスジャケットがいいな」という方には「【アークテリクス】ゴアテックスジャケットの選び方」という記事があります。ゴアテックスジャケットにはウインドシェルとは違った良さがありますね。

リンクをタップでそれぞれの項目↑に飛びます。
フーディニジャケット(パタゴニア)
スワローテイルベントフーディ(ノースフェイス)
ノディンジャケット・スコーミッシュフーディ(アークテリクス)
アトムSLフーディ (アークテリクス)
UL.ストレッチウインドーパーカ(モンベル)
アルパインスタートフーディ (ブラックダイヤモンド)
タントラムフーディ(アウトドアリサーチ)
海外でのウインドシェルランキング5種

以上、【比較ランキング】 おすすめウィンドシェルまとめという話題でした。

[st-mybox title=”レビュー” fontawesome=”fa fa-commenting-o” color=”#649f44″ bordercolor=”#649f44″ bgcolor=”#fff” borderwidth=”1″ borderradius=”5″ titleweight=””]

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