アークテリクスの商品は、同じ商品名なんだけど用途によって仕様が違うものがあり「なかなかわかりにくいな」と常々思っていました。Gamma LT HoodyとGAMMA MX HOODYとか。
化繊のベストを探して気になったのがCERIUMのベスト。
先月購入したThorium AR Jacket(ソリウムARジャケット)がなかなか質感も所有欲も満たされる商品だったので、ARC’TERYXでベストも探してみることに。
【レビュー】真冬に活躍ダウン ソリウムARジャケット(アークテリクス)
まずは、CERIUM(セリウム)とThorium(ソリウム)の違いを調べてみる
・バックパックへの収納を想定し、軽量性、コンパクト性を追及。薄手の表地を採用。
・850フィルパワーのプレミアムなヨーロピアングースダウンを使用。
※表地が薄く中のダウンが透けやすいためwhite gooseを採用
・タイトフィットデザイン
・アウターとしての着用を想定し、重量を抑えながらも耐久性の高い厚手の表地を採用。バックパックとの摩擦も考慮。
・750フィルパワーのプレミアムなヨーロピアングースダウンを使用。
・裾にドローコードを採用。
VESTの用途的にはCERIUM(セリウム)シリーズかな
ベストの場合はアウターとしてよりはインナーでの使用が主になり、
「使わないときはザックに入れる」、「お守り的にザックに用意しておく」、
と考えるとCERIUMシリーズを選択。Thoriumは持ってるので違うのが欲しいというのもありますね。
候補は二点。
・CERIUM SL VEST
・CERIUM LT VEST
CERIUM SL VESTとCERIUM LT VESTの違い
ここでSLとLTが出てきました。
既存の素材では最軽量のものを採用し、どんな天候からもしっかり保護、パフォーマンスと収納性にもすぐれていますが、相応の耐久性もあります。
非常にすぐれた耐久性を持つトップパフォーマンス素材で構成され、かつ合理的なミニマルな機能で軽量化を実現したアイテム。
Cerium SL Vestが115g、CERIUM LT VESTが165g。
50gの違いがあります。SLの「相応の耐久性」とLTの「非常にすぐれた耐久性」の間が50gなんですね。
すごいシビアな世界で商品開発をしているのですね。
物作りの哲学というか、ひたむきな進化へのアプローチを知ると大事に使い続けたくなります。
ちなみに私が愛用しているベストは、「ナノ・パフ・ベスト/パタゴニア」です。227gとCerium SL Vest(115g)の倍近い重さですが、化繊ダウンなので使い勝手が楽です。洗濯機で洗えたり、雨に濡れても保温性が下がらない。重さにこだわらない方にはおすすめです。
以上、【違いを調べてみた】アークテリクス/ARC’TERYX CERIUM VEST(SL,LT)という話題でした。
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